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地方が「世界」へ売り出していく時代

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回、紹介する本は、

『地元の逸品を世界に売り出す仕掛け方』
(安藤竜二著、ダイヤモンド社)

という本。

著者は
「サムライ日本プロジェクト」
という事業を立ち上げている方ですが、
以前にテレビで見て
「すごいなあ」
と感心したことがあったのです。

そうしたら、ちゃんと本も出ていて、
よく見たら、
私とはエージェントを同じくする
お仲間さんでした……。
なんかこういうときは嬉しいですね。

そこで
安藤さんが
何をやっている人かといえば、
本書のタイトル通り。
地域のブランドを、
究極的には全世界に売り出せるところまで
プロデュースしようと、
壮大な試みをなさっているわけです。

その発端は、
愛知県の岡崎だったようです。
まさかそんな地方のものが、
世界に向けて一気に飛躍できるのか?
いや、すでに多くの商品が、
注文を集め出しています。

岡崎の八丁味噌。
同じく岡崎の菜種油。
三河の豆腐。
尾張の醤油。
加賀の醤油。
などなど……。

いずれも地元の企業がつくっていた、
知る人ぞ知るの商品。
それがいまや
全世界で注目を浴びるブランドへと
育ちつつあるんですね。
ニューヨークなどで展示会などもするそうですから、
本当に「世界的」です。

サムライ日本プロジェクトでは、
このように地域メーカーや
店舗、問屋を選別し、
ブランド発信の手助けをしているとのこと。

私がこの本に興味を持ったのも、
やはり静岡や宮崎、
あるいは京都、名古屋、北陸、関東圏など
地方を拠点にして
「都市に負けない活動をしよう」
と頑張っている知人が大勢いるからです。

いまや「売り出し方」など、
いくらでもある時代。
政治でも「地方分権」が叫ばれていますが、
これからどんどん
「地方から世界へ」
という大きなビジネスの流れも、
生まれてきそうですね。

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