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あの有名企業の、意外な出発点、意外な飛躍点

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回、紹介する本は、

『100 Inc.』
(エミリー・ロス&アンガス・ホランド著、
 エクスナレッジ発行)

という1冊です。

およそ600ページという、
分厚い本ですが、
じつは数年前にオーストラリアで
NO.1のベストセラーになった
ビジネス書だとのこと。

その中身はといえば、
世界的を代表する
「100の企業」の
意外な真実を明かしたものです。

面白いのは、
非常に客観的に、
事実のみ
をあげていっていることですね。

たとえば普通、
ビジネス書は、
「こういう会社が成功するんだ」
という理論があって、
それに相応しい例が集められていきます。

でも、逆にこういう形で事例が集められると、
まったく思いつきで始まった会社もあれば、
起死回生の一策が、
巨大企業のきっかけになったものもある。
何年も何年も、
苦労に苦労を重ねて、
頂点に立った会社もあります。

すと、つくづく
「成功のパターンは1つではない」
ということを、
思い知らされてしまいます。

たとえば「修正液」って、
ありますよね?
正式には
「リキッドペーパー」
として始まったのですが、
そのきっかけって、知っていますか?

これを発明したのは、
ベティ・グラハムさん、という
銀行の事務をしていた
シングルマザーの女性です。

もともとは彼女、
画家になりたかったとのこと。
それでホワイトの絵の具を調合したものを、
修正に使ったら便利だな……と、
個人的に使い出したみたいなんですね。

それが「私にも使わせて」と、
いつのまにか評判になる。
で、サイドビジネスにしてしまったら、
会社に見つかってクビに。
じゃあ大々的にビジネスにしちゃおう
……と。
そんな感じで、
世界的なヒットが生まれているんです。

こういう事例を見ると、
「誰にだって大企業をつくるチャンスはある」
と、本当に思ってしまいますね。

「100の企業」
ということで、本書は事例が満載です。
こんなクイズ、
わかりますかね。

1.ノキアは、もともと何の会社だったか?
2.新種のパンを作ろうとして大失敗。
  その粉々の破片から生まれた、
  世界的ヒット商品は?
3.フォーシーンズホテルには、
  なぜ中庭があるのか?

気になる方は、
本書を読んでみてはいかがでしょうか?

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