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見つけた! 車椅子に乗った「デキる」和尚さん

夕暮れに映える美しい五重塔。
風流な京都の夏……
では、ございません(笑)

こちらは東京の自宅から、
車でたった20分くらいの場所。
大田区の
「池上本門寺」
というスポットです。

でも、風情がありますよね。
おまけに平日の夕方などに行けば、
人通りも少なく、
非常に静かで穏やかな場所です。

そんなこともあって、
じつは個人的な
「癒しスポット」として、
前はちょくちょく
来たりしてたんですね。

ふと「そういえば行ってないなあ」
と思い立ち、
先日仕事を早めに切り上げて、
ちょっと気分転換。
前に来たときは古い車でしたから、
2年ぶりくらいかもしれません。

そうしたら途中の細い坂道で、
何やら車がつまっている。
よく見ると、
姿格好から和尚さんなのでしょう。
本人は車椅子で、
付き添いの方が押している。
それをよけて
車が徐行して通り過ぎていたんですね。

で、
「大変だなあ……」
と私も車で近づくと、
ちょっとビックリ。

この和尚さん、
車椅子で体の動きもたどたどしいのですが、
よける車の一台一台の運転手に向かい、
丁寧にお辞儀をして、
手を振って挨拶しているのです。

しかも、そのお顔。
本当に表現のしようもないくらい、
とても嬉しそう……。

「流石だなあ」
と、何だか感動してしまいました。

五体満足であっても、
たとえば道をよけてもらったり。
車に待ってもらったりと、
さまざまな親切をうけています。
でも、
そんなときに当たり前の挨拶を
ついつい忘れがち。
でも、
「当たり前」
じゃないんですよね。

「ありがとう」の語源は、
「めったにない」
ということ。
小さな親切に鈍感になっていくたび、
私たちは自分が受けている貴重な恩恵を
忘れていきます。

この和尚さんの
優しく振る手や表情に、
とても大切なことを教わった気がしました。

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