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死ぬ前に一番「悔い」になることとは?

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回、紹介するのは、

『死ぬときに後悔すること25』
(大津秀一著、致知出版社)

という本。

ちょっと深刻そうな
タイトルの本ですよね。

じつはこの本、
私のエージェントである鬼塚さんが、
(アップルシード・エージェンシー)
「ぜひ読んでね」
と、
送ってくださったものです。
同社も協力しているようですが、
いま大変、
売れているみたいですね。

「死ぬときに後悔する」とは、
何事か……と思うのですが、
著者の大津さんは、
「緩和医療医」
という仕事をしている方です。

つまり
「もう助からない」という
終末期の患者さんを
専門に観ているお医者さん、
ということ。
すでに一万人もの患者さんを看取っている
ということですから、
この分野のスペシャリスト
ということなのでしょう。
でも、
大変な仕事なのでしょうね。

そんな大津さんが、
死を前にした患者さんと対話をし、
彼ら彼女らが、どんな後悔をもって
終末を向かえるのか。
それを知って、
できるだけ多くの人に
「後悔しない生」を
まっとうしてもらいたい……と。

そういう趣旨で書かれた本です。

ですから本章には
心を打つお話がたくさん出てきます。

「もう少し、人に優しくしていればよかった」
「もっと人生を楽しんでいればよかった」
「最後に一目、あの人に会っていればよかった」
……とても考えさせられます。

けれども死を前にして考える
一番の「後悔」というのは、
やはり
「もっと健康に気をつかえばよかった」
ということなんだそうです。

そのときにならなければ、
多くの人が体の大切さに気づかない。
これが皆さんが教えてくださる、
何よりの教訓なんでしょうね。

ぜひ読んでみるといい本と思います。


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常識転換の読書術」カテゴリの記事

コメント

脳も心も身体があって初めて機能できるんですよね。

投稿: マーくん | 2009年7月 9日 (木) 11時17分

そうですね。
脳はカラダの一部、ということを
忘れてはなりませんね。

投稿: 夏川賀央 | 2009年7月 9日 (木) 14時31分

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