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佐藤・西田対談——あらためて「言葉の力」を考えてみる

毎度、私がお世話になっている
ドクター佐藤こと佐藤富雄先生が、
現在発売中の『致知』という雑誌の
「7月号」を送ってくださいました。

じつはこの中で、
佐藤先生は
西田文郎先生という方と、
対談をしております。
その西田先生も、
以前、仕事でお世話になった方。
私にとっては、
「ダブル師匠さま対談」(笑)
のような形であるわけです。
そりゃあ紹介しないわけには
いきませんよね。

ということで、あらためて考えますと、
「口ぐせ理論」の佐藤先生に、
「ツキ(No.1)理論」の西田先生。
その理論には共通するところがあります。

『致知』の冒頭には、
次のように記述されています。

「ともに人間の脳の働きに着目、
その活性化によって意識を変え、言動を変え、
人生を変えようと提唱する
佐藤富雄氏と西田文郎氏。
多くの人々の夢を実現へと導いたお二人に、
人生をひらくための法則をお話いただいた」

お二人とも、
「作家であり、できるビジネスマン」
ということでは共通するんでしょうが、
佐藤先生は、やはり「研究者」
という側面が強いものですから
アカデミーをつくったりして
「理論の普及」のほうに力を注いでいる。
一方で西田先生は、オリンピック日本代表の
女子ソフトボールチームを指導したことでも知られるように、
専門はメンタルコーチです。
ですから、
むしろ「個々人の能力開発」
のほうが主になるのでしょう。

そこで「指導」という立場から、
西田先生は「プラス思考」になることの
難しさを明かしています。
つまり「マイナス思考」の人がいくら本を読んでも、
すでにネガティブ解釈は、
個人の“確信”になっている。
なかなかうまくいかない……。
そこで「かも理論」というものを
現在、広めていこうとしているとか。

おそらく佐藤先生が「言葉」による
「口ぐせ」にこだわってきたのには、
まさにこういった意識の部分を
脳のメカニズムから
科学的に変えようとする試みだったのでしょう。

「いまの言語心理学や
大脳生理学のベースに照らしていえば、
言葉に出したものは自分の意識を形成して、
その意識があなたの人生をしていきます」

言葉から自分を変えていく……、
ということですね。

お二人とも面白いのは、
キリスト教や仏教のような宗教が、
人の意識を改革していく方法を
古くから活用していたと述べているところ。
案外とヒントは、
古人の知恵の中にありそうです。

『致知7月号』
は現在発売中のようですから、
ぜひ興味のある方は
ご覧になってみてはいかがでしょうか?

Satounishida2009072

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効率無視の仕事術」カテゴリの記事

コメント

今回のアカデミーの課題でしたねsweat01

実は数年前に産業カウンセラーの講座を受けた時
偶然西田先生の娘さんと一緒でした。
現在お父様の会社で活躍しているのでしょうか?

その時身についた事と言えば、受容と傾聴ぐらいで
あまり役にたっていません。

先日統合失調症の友人の話を聞いてあげながら
意識的にやる気の出る言葉を遣う等々
ついつい勉強した内容を語ってしまいましたが
病気の人にはそこまで求めない方がよかったのかと
反省したりしましたsweat02

投稿: たにぐち | 2009年6月10日 (水) 21時48分

ポジティブな言葉が、かえって負担になってしまう
……という人はいますね。
本によっては、「そういう人とは付き合うな」と言うんでしょうが、
私にはそんなバッサリと人を切るような
器用なこともできません。

相手に「頑張り」を求めるのでなく、
相手の変化に期待するでもなく、
ただ自分が「相手を元気にできるんじゃないか」
という言葉を投げかけることを、
不器用にも続けていく……。

それで人間関係がどうなるかわかりませんが、
できることはそれしかないのかな、
という気がします。
『公私混同』の本のラスト、
「おせっかいのススメ」ですかね。


投稿: 夏川賀央 | 2009年6月11日 (木) 12時32分

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