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特別感を与える魔法、「メニューにはないのですが……」

5月末に出た私の新刊、
『仕事ができる人は、
 仕事ができる人を真似ていく』
(講談社)
では、たとえばお店などに入っても、
「これはいいな!」
と感じた場合は、
いくらでも真似の対象にしていいんだ……
という話をしています。

そこで先日、恵比寿の
「豚料理」
を出してくれる、
有名なお店で体験したスキル。
メニューを持ってきて、
お店の方が
「今日のお勧めは、これこれで……」
ということを説明してくださいます。
そのあと一言です。

「じつはメニューには紹介されてないんですけど、
 こういう料理もあるんですよ。
 良かったなら、お召し上がってください」

そう言われると、
「頼まなきゃ損」
という気持ちになりますよね。

それで思い出したのですが、
やはり地元のお蕎麦で有名なお店でも
同じ一言を使われました。
そのときは天ぷらだったのですが、
「メニューにはないんですけど、
 季節の○○という山菜が入ったんです。
 よかったらどうぞ」

単純な私ですから、
有無をいわず、注文してしまいました(笑)

デール・カーネギーの有名な
『人を動かす』(創元社)
という本に
「相手に重要感を与える」
ことの意義が述べられています。

「メニューにないんですが……」
と特別メニューを教えていただくと、
何となく重要なお客さんとして
扱われた気持ちがしてしまいます。
「みんなに言っているんだろうなあ」
とは思いつつも、
気持ちはいいですよね。

これを応用しようと思ったら、
いくらでもアリなのかもしれません。
たとえば出版社さんに
企画書をいくつか見てもらったあとで、
怪訝な顔をしている相手に
「じつは、まだどこにも見せてないんですけど、
こういうのも考えているんですよ……」
と、
実はいちばん売り込もうとしていた企画を
持ってくる……。

「ああ、これは面白いかもしれませんね!」
……なんて。
そういうの、ありえそうですよね!

こういうふうに、
「応用してみる」
ということで、
私たちの仕事はいくらでも進化させることが
できるのではないでしょうか。

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