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私が「作家」になったきっかけ

明日に私、夏川賀央の
新刊が発売されるわけですが、
その発端は
一本の電話でした。

「夏川さん、講談社さんですよ!
興味を持ってくださってるんですが、
やりますか?」
「いや、もちろん。
やれるものなら、
やらせていただきますが……」
「じゃあ、話をまとめておきますね!」

「あの、真似の本。できそうです」
と、再び連絡があったのは、
その1時間後くらい。
まるで魔術のようなワザを使うわけですが、
これがデビュー以来、
私がずっとお世話になっているエージェント。
アップルシード・エージェンシーの
鬼塚忠社長の
交渉力なんです。

もう、その交渉もすごいです。

「これ、ゼッタイいいですよ! 
とてもいいんですよ!」

こんな感じで、
理論も何もありません。
ところが不思議にそう言われると、
うまくいくような気になってくる……。
純粋さと一途さの力なんでしょうが、
端から見ると、
まさに「魔法」なんですね。

じつは私が作家になったのも、
そんなマジックに似た力でした。
当時、私は某出版社にいて、
一編集者として、
鬼塚さんと関わっていたわけです。

それが会社を辞めることになり、
外部編集などをするつもりでしたから、
その旨を退職前にお伝えします。
「仕事ください」
なんてつもりだったのですが、
返ってきた答えは
「夏川さん、作家になりませんか?」
というもの。

「えっ? 僕が?」
「できますよ! ゼッタイ!
試しに企画書をつくってみてくださいよ!」

で、大きな声では言えませんが、
退職前から、
すでに営業活動が始まったり……(笑)

それがとうとう15冊目になりました。
しかもメモリアルは、かの講談社。
なんだか本当に、
このとき見いだされた
お陰さまだったんですね。

鬼塚さんは、
もともとは翻訳エージェント会社にいた方。
それが日本初の、
著者エージェントの会社をつくりました。
HP(http://www.appleseed.co.jp)を見るとわかるのですが、
いまや、その契約作家さんには、
著名な方々が何人もいます。
私は運よく、
その創業のころから関わることができました。
お互いに発展できたこと、
何よりも嬉しいですね。

写真は鬼塚さん自身が作家として書いた、
映画化もされたベストセラー
『Little D.J』(ポプラ社)
です。
最後は思わずホロリとしてしまう、
美しい作品ですよ。

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