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お客さんと一緒に困ってみる

先日、行きつけの
スポーツジムに行ったときの話です。

ひととおり運動をして、
スパで入浴して、着替えて
荷物が入っているロッカーを空けようとしたら、
「あれっ?」
腕に巻いていたはずの、
ロッカーのカギがないんです。

どこかで外れてしまったんでしょう。
「探さなきゃな」
と思ったのですが、
眼鏡をロッカーに入れたまま。
探そうにも、周囲がよく見えません。
とにかくフロントに行って、
事情を伝えました。

「ロッカーは空けることができますけれど、
カギがないと、
弁償の形になってしまいますが……」

そう言うので、
若い男性の店員さんに
ロッカーを空けてもらいます。
で、とにかく眼鏡を手に入れたので、
「どこかにないかな?」
と探してみたんです。

すると、
「いいですよ。いいですよ」
と、
先ほどの店員さんの声。
気づくと、
その人も一生懸命に探しています。

「心配なさらなくても、
私が絶対に見つけておきますから!」
「そうですか」
なんて帰ろうとすると、
やっぱり一生懸命に、
探し出すわけです。
「悪いから、僕もちょっと探しますよ」

で、しばらくすると、
すぐに見つかりました。
思わず
「よかったですねえ」
と二人で喜び合う。
それで少しだけ
いい気持ちになりました。

ビジネスでは
「相手に共感しなさい」
なんてことがよく言われます。
でも、テクニックではなくて、
相手が困っていたら、
何とかならないかと、自分が動いてみる……。
とても単純なことなんだと思います。
不器用でも、実際は
「行動」
が大切なんですね。

ちょっとこの店員さんを、
応援してあげたくなりました。

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夏川が出会った「デキる人」たち」カテゴリの記事

コメント

実際の行動が大切だということはよくわかります。私は口先だけだと言われることが多いので(笑)実際にデキる人を見てみると有言実行の人が多いですもんね。実際に行動することによって言葉に魂がこもるというか…その人が言うことは信じてみたくなるんですよね。

投稿: メガネ | 2009年4月 6日 (月) 19時53分

そうですね。
たぶんこの店員さんにも「できる人になりたい」とか、
「お客さんに好かれたいとか」とか、
ましてや「売上を上げたい」なんていう感覚はないんだと思うんです。
たぶん、
「相手が困っているから、何とかしてあげたい」という
不器用にも見える素直さなんでしょう。
でも、そういうのが、
本当は一番大切なのかな……なんて気がします。

投稿: 夏川賀央 | 2009年4月 6日 (月) 20時35分

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