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もっと頑張れ、ベンジャミン!

老人の状態で生まれ、
歳月とともにどんどん若くなっていく……。
そんな不思議な体質で生まれてきた男の物語
といえば、現在公開中の
『ベンジャミン・バトン』
という映画。

ブラッド・ピッドが
アカデミー賞をとれるかどうか……
という点でも話題になりましたね。

で、本日はこの映画を観てきたわけです。
「波乱に満ちた人生物語」というよりは、
「まったりとした美しい映画」
という印象でした。

じつは前にたまたまパーティで
「映画好きのお医者さん」
とお話をしたことがあります。
「映画に出てくるような病気って、
どれくらい現実にあるんですか?」
という話になり、
この映画の話も出ました。
結論は一言、
「ありえん!」
というもの。
まあ、そりゃそうなんでしょうねえ(笑)

私がお世話になってい方。
アンチエイジングの専門家でもある
佐藤富雄先生は、
「老化」ならぬ「加齢」の原因として

・活性酸素
・クラッキングという身体組織の傷み

を挙げています。
つまり、
どちらも肉体が使用された長い年月によって生じる
「ゴミ」とか「キズ」の積み重ね。
別に「老化」というプログラムが
備わっているわけではないということ。

それを考えれば、
「歳とともに使用されない状態になっていく」
というのは
おそらく「生物学的」というよりも、
「物理学的」にありえないのでしょう。

でも、仮にそれを認めたとする。
その場合も、「脳」だけは違います。
人は歳を経て、
経験を積み重ねれば積み重ねるほど、
脳は基本的にはバージョンアップしていくもの。
その点は映画も同じで、
だから
「肉体が老人」期→船乗りとしてワクワクする青春
「年齢に肉体が釣り合った40代」→ケイト・ブランシェットと恋愛
「肉体が子ども」→認知症
とストーリーは展開するわけです。

けれども、
肉体が10代のころを考えれば、
脳は経験を積み重ねて充実しているわけです。
で、そこに10代の肉体なんですから、
なんかスゴそうな気がしてしまいますよね。

だったら映画を観ていて、
「その時期こそ何かしろよ!」
なんて私は思ってしまうわけです。
もっとベンジャミン、頑張れと……。
まあ、だから悪い映画、
ということではないのですが。

試しに考えてみると面白いかもしれません。
何歳でもいいのですが、
仮に今の脳のまま、
肉体だけ小学生になったら何をするか?
ちょっとした思考訓練になりそうですね。

Benjamin090207

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