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2009年3月

島田紳助さんにビジネスを学ぶ

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回、紹介するのは、
あの島田紳助さんの本。

『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は
 必ず繁盛する』

(幻冬舎新書)
というものです。

いうまでもなく、
島田紳助さんは
「芸人」です。
だから一般のビジネスマンとは、
まったく違う世界にいる。

けれどもだからこそ、
私たちがとらわれている“常識”の枠を、
じつは突破できる部分も
あるのではないかと思います。

たとえば紳助さんがオープンさせて
繁盛させているお店に
石垣島の北端にある喫茶店があります。
普通ならこんなところに店をつくったって、
「誰も来るわけがない」
と思う。

けれども町でレンタカーを借りて
風光明媚な道をドライブしていくと、
ちょうどこの辺りで、
「休憩したいな」という
抜群のスポットになるわけです。
そこは非常に景色も美しい場所。
「ここに店があったら、
みんな来るだろうな」と。
で、いざ出店してみたら、
たくさんの人が、そこを目指して
来るようになったわけです。

紳助さんは、あくまで
「儲けるためにビジネスをするつもりはない」
と言いますし、
実際に自分が経営者になることは、
まったくないとのこと。
けれども二五年間でいくつものビジネスを発案し、
「失敗したことは一度もない」
と言います。

そんな“部外者の発想”だからこそ、
内側にいるビジネスマンが学ぶべきことは、
いっぱいあるのではないでしょうか。

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「行動」を起こしてもらわねば、「コミュニケーション」は成立しない

昨日は、
私も参加しているNPO
「Are You Happy? Japan」の
リーダーである
池本克之さん
の講演に行ってきました。

池本さんは、前にも紹介しましたが、
ドクター・シーラボ、ネットプライスなど、
数々の企業に要望され、
社長や役員として、
その会社をブレイクさせたり、
上場させたりする
「リーダーのプロ」として
独自の活躍をしている方。

講演はボランティア目的だったのですが、
テーマはあくまで
「リーダーシップ」
に関するものでした。

その内容は池本さんの著書
『プロフェッショナル・リーダーの
人を見極め、動かし、育てる法則』

(ダイヤモンド社刊)
を見ていただきたいのですが、
講演の前に
非常に重要なことを述べています。

それは講演で教わったことを
必ず実行に移すこと。
「でないと、今回の話が、
コミュニケーションにならずに終わってしまう」
ということです。

どういうことかといえば、
池本さんの考えでは、

コミュニケーションは、
言う側としては、
「メッセージ」を「言語化」して
「発信」を行なう作業。

聞き手はそれを
「受信」(聞いた)して
「解読」(わかった)して
「再メッセージ化」して「行動」に移す。

それではじめて
「コミュニケーション」
が成立するということです。
よく「何度も言ったはずだ!」なんて
怒る上司の方がいますが、
それは最初から
「コミュニケーション」を
成立させていない。
それじゃあ仕事がうまくいきませんね。

私は拙著
『なぜ、ビジネス書を読んでも
 「仕事ができる人」になれないのか?』
(アスペクト刊)で、
「多くの人が、セミナーに行っても、本を読んでも、
“勉強”になっていない」
と述べました。
これも結局、
「行動」までの流れがつくれていないわけです。

「勉強する」というのは、
ある意味で、
著者や講師から「教えてもらう」
のではなく、
著者や講師と
「コミュニケーションをする」
というプロセスでなくては
いけないのでしょう。
必ずしも「会話する」
ということではないにしても、
ですね。

写真は池本さんの本でなくて、
私の本(苦笑)。
ちょっと営業を兼ねて、
プッシュしておきます!

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「with」に夏川が登場しました!

綾瀬はるかさんが表紙、の
写真は本日発行の
講談社の女性向けファッション雑誌
『with』の5月号です!

私のブログで、
何とも似つかわしくない……
のですが、
じつは今回、私のコメントが
掲載されているんです。
しかも載っているのは
「アイメイク」の特集ページ。

「一体何の趣旨替えか?」
と思われそうですが、
じつは今回の特集が
『やさしげデカ目アイメイク』
というもの。

「やさしさ」をテーマにした
ということで
『成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり』
(ナナブックス)
で、
「ビジネススキルとしての“やさしさ”」
を述べている点から
コメントを求められたわけです。
一緒にコメントしている方が
映画監督の平川雄一朗さんですから、
かなり恐れ多いかも……。

主に私の解説は
『モテも職場の人間関係も
 “やさしげ”が最強!』
という部分。
そりゃそうですよね。
誰だって「やさしい人」と
仕事をしたいですから。
メイクによってそれを演出できるなら、
確かに“最強”かもしれません。

私の写真はないのですが、
その代わり私のコメントに使われている方は、
あの堀北真希さん……。
えっ? と思われるでしょう。
でも、
個人的には一生の記念かもしれません(笑)

じつは堀北真希さんは、
過去にもブログで「できる人」に
取り上げたことがあります。
(http://natsukawagao.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-b345.html)
何やら不思議な縁ですね。

この「やさしげメイク」に
興味のある方。
とくに女性の方は、
「with」を見てみてください!

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さすがはクリント・イーストウッド監督です!

上映が終わる頃になって
「お勧めです」
というのも何ですが、
そのくらい「いい映画」だったのが、
紹介する
『チェンジリング』
という作品でした。

なんせ監督は
あのクリント・イーストウッドです。
「映画監督」で
誰が好きかといったら、
私はこの人を真っ先にあげるかもしれません。

だいたい「明暗」の描き方が
非常に素晴らしいのです。
この映画も舞台が1930年代のアメリカ
になりますが、
オープニングはモノクロで、
それがどんどんカラーになる……と思いきや、
完全にカラーになりきらない
あれっ?という
“微妙なところ”で
映画が始まっていくわけで。
この感覚はすごいな、と
のっけから感心してしまいます。

そこで映画のストーリーは、
実際にあった出来事がモデル。
あるお母さんの息子が行方不明になる。
捜索願いを出すと、警察が見つけてくれた。
しかしそれは、
まったく別の男の子だったわけです。
ここからミスを認めず、
「事件は終わったんだ」と
相手にしないどころか脅迫すらしてくる法権力と、
息子を見つけたい母親の
大バトルになります。

ハッキリ言って母親役の
アンジェリーナ・ジョリー。
銃を握って飛び回っているときより、
はるかに迫力があります。

しかし描き出せるのは、
「権力に立ち向かう勇敢な女性の姿」
でも
「母親をおそった理不尽な悲劇」
でもなく、
「理不尽な現実に一人の母親が
何を選択していくか」
という、
あくまで個人の葛藤の物語です。
その辺はクリント・イーストウッドらしく
「悲劇を描く」
のでもない、
「奇跡のストーリー」
を描くでもない。
それを好む、好まないは別にしろ、
判断はあくまで
観る側の主観にゆだねる展開になっていくわけです。

現実は現実であり、
価値あるものは、あくまでそれに対処していく
人間の力強さにある。
そう考えると
私などは
「すごい映画をつくるなあ……」
と思ってしまうわけですね。

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「前向き解釈」と「厳しめの自戒」

写真は我が愛車、
プジョーなのですが、
何かおかしいのにお気づきでしょうか?

そう前のタイヤが何か変
……って、
つまりホイールを外して、
スペアタイヤを履いた状態なんですね。

まあ、
パンクしてしまったわけです……。

ちょうど先日、
狭い道で対向車と
すれ違おうとしたときです。
かなりギリギリなのですが
相手はタクシーで
スピードを緩めようとも、右へ寄ろうともしない。
まあ大丈夫さ!
という感じで
そのまま左をすり抜けようとする。

すると、
パン!
という大きな音。
ちょうどギザギザしていた縁石の角に、
うまい具合にタイヤが刺さったようです。

前向きに解釈すれば、
ボディにはほとんど傷もないし、
もちろんケガなどもない。
タイヤだけで済んだのは
ラッキーだったかもしれません。

安全第一であれば、
腹は立つかもしれないけれど、
止まって相手をやり過ごすのが賢明でした。
実際、この車、
幅がけっこう太め……ということで、
乗り始めときは
かなり慎重に運転していたはずなんです。
なんせ前は、トヨタのヴィッツで
20センチのアップでしたから(笑)

それが慣れてきて、最近は結構、
適当になってきた。
そんなことでは、
いずれ事故を起こしていたかもしれません。
タイヤ代をしっかり
教訓にしなければですね。

ということで、
前向きに考えて落ち込まないけど、
厳しめに反省はしておく。
仕事も同じことなのでしょう。

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原監督流のリーダーシップとは?

昨日の夜から今日の朝までは、
やっぱりほとんど
「侍ジャパン」
の話題ばかりでしたねえ……。
そりゃそうですよね。

でも、ちょっと疑問に思いました。
そういえば前のオリンピックの日本代表は
「星野ジャパン」
だったわけです。
今回は「原ジャパン」という言葉は、
あまり聞こえません。

原監督って、存在感ないからかな……
と思ったらそうではありません。
今日の夕刊フジを見たら、
選手が主役だから
「侍ジャパンと呼ぼう」と、
最初からプローデュスされていたんですね。
発案は王さんのようですが、
そうやって「選手が主役」のチームを
つくりあげてきたんですねえ。

考えてみると、今回の原監督も、
まさに“選手が主役主義”に
徹していた気がします。
調子のいい選手は必ず使うようにするし、
何でもサインには
「盗塁してもいいよ」
といった、お任せのものが多かったとか。
口から出る言葉も、
選手を誉めるものばかりだった気がします。

リクルート・ワークス研究所の富田義博さん
という方が書いた
『「上司」不要論。』(東洋経済新報社)
という本があります。
ここには、
二十世紀型の上司はもはや結果を出せない。
将来ビジョンを考える「未来デザイナー」と、
プレイヤーの管理をする
「フィールド・ガバナー」に
大別されるということが述べられています。

「フィールド・ガバナー」は、
別に命令をしたり、
ましてや「人を育てる」という役でもない。
社員の様子を見て、
モチベーション管理をしたり、
適材適所で使うことを考える役。
いわばチームを底上げする、
マネジャー役になるわけです。

一流どころが集まった日本代表であれば、
もともと「人材育成」なんて
必要ないわけです。
「優勝したい」という目標だって、
集まった選手にとっては、
いまさら言われるまでもないことでしょう。

だから原監督は、
むしろ「マネジャー」というか、
「フィールド・ガバナー」の役に徹した。
だから、最後は大きな結果を出せたのかな
という気がします。
これからのリーダーのあり方として
一つ参考になる例かもしれませんね。

で、写真はなぜか
往年の原選手を掲載してみる。
私は何歳だっただろうか?
巨人ファンで、
このころは野球をよく見ていたなあ……。

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「ありがとう」という言葉の強力なパワー

つい1時間くらい前、
事務所に戻ってテレビをつけたら
「ありがとう侍ジャパン!」
のテロップが踊っていました。

優勝したのですね……。

いや、アメリカを破って十分とも
思ったのですが、
流石の流石。
今日の夜は日本中
「ありがとう」
の気持ちいい気分で
過ごせるのではないかと思います。

で、
その「ありがとう」なのですが、
ちょうどWRC日本代表が優秀を決めたころ、
じつは私は、仕事で
「ありがとうの伝道師」
とも呼べる方に
お会いしていました。

それが誰かというと、
KUURAKUという
焼き鳥屋さん等のチェーンを
展開するグループ企業の社長を務める
福原裕一さん、という方です。

KUURAKUのグループ店舗は、
すでに18を数え、
学習塾やコンサルタント業務
なども展開しています。
その大成功の基盤には、
じつは
「ありがとう」
が浸透した組織を
つくったことが理由だとのこと。

「仕事ができる人」というと、
私たちは「ありがとう」を言われる人
を目指すように思ってしまいます。
けれども福原社長は、
まずは「ありがとう」と
感謝の気持ちを持つことが
大事だとおっしゃります。

でも、それで何かが変わるのでしょうか?

変わりますよね。
だって今日を考えてみれば、
まさに私など、
「ありがとう侍ジャパン!」
で非常にいい気持ちになっているわけです。
みんながそんな気持ちになって
一つの仕事ができるなら、
確かに、あらゆることが
うまくいかないわけがない気もします……。

下記は
『あなたのハッピー&サンクスは
 何ですか?』
(マガジンハウス)
という福原社長の著書。
短い物語で、そのエッセンスが
非常によくわかります。

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一冊の本の寿命……お疲れさまでした!

写真の本、
成美文庫さんから出版されていた
『成功者に学ぶ時間術』
という私の本です。

累計4万部に達したロングセラー
だったのですが、
いまの版で終了。
残念ですが、
テーマには時代性もありますし
仕方がありません。
よく3年間、
長く売れてくださいました。
ありがとうございました!
ですね。

この本、私が書いた2冊目のもの。
ただ出たのは少しあとで、
じつは別の出版社で書いていたものが、
完成後で急にキャンセル。
「勘弁してくれ……」
と意気消沈していたのを、
我がエージェントの
鬼塚さんが
成美堂出版で発行を
実現してくださいました。

それが4万部……になったのですから、
嬉しいこと
このうえありません。
関係各位の皆様には、
本当に感謝感激だったわけです。

その中身は、
カルロス・ゴーン、小倉昌男、ピカソ、
羽生善治、ヘミングウェイ、岡野雅行、
斎藤一人、いかりや長介……と、
あらゆる「できる人」たちの、
時間術のダイジェスト。
だから
「自分のノウハウを書けよ」
なんていう批判の言葉も
結構いただきました。

けれども、私自身が本をまとめることで、
「仕事と時間」についての
思考の土台をつくれたと思います。
これがその後の仕事には、
とても重要な布石になったわけです。
ですから機会があれば、
こんな仕事はやってみるものかもしれませんね。

むろん本書は、
書店からは消えても、
決して自分にとっての
「忘れない本」にしたいものです!

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疑問をもったら調べてみる

恵比寿に「Bar de Ollaria」という
スペイン料理のお店があります。
「バル・デ・オジャリア」
と読むらしいのですが、
ここでは「オジャ」という
料理を食べさせてもらえるわけです。

この「オジャ」という料理は、
日本で言う
「おじや」
なのだとのこと。
言い換えれば「雑炊」ですが、
典型的な日本人の食べ物と思いきや、
発祥はスペインにあった。
これは、意外や意外です。

ただ、
「オジャ」のほうは、
ご飯にお味噌汁を
ぶっかけたものとは違います。
サフランライスをスープで煮込んだ、
なかなかもの。
種類もたくさんあるようですので、
ぜひ試してみていただけたらと思います。

けれども、考えてみると、
「パエリア」とか「オムライス」とか、
スペイン料理って、
「米」が多いですよね。
フランス料理でもイタリアでも料理でも、
それほどではない。
ましてや「オジャ」なんて感じで、
この米大国の日本に、
古くから逆輸入もしかけていたわけです。
いったい、どういう経緯なんでしょう?

で、疑問をもったら調べてみる。
なぜスペインで、
そんなに米が食べられるのかといえば、
起源は中世の頃、
イスラム圏に組み込まれていたことが
発端だそうです。

そういえば、確かに
私がかつてエジプトにいたときも、
米とマカロニを一緒にミートースで
炒めたような料理がありました。
もとはインドが起源だそですが、
案外とイスラム圏でも、
米を食べているんですね。

でも、スペインにこれが定着したのは、
やはり環境のメリット。
砂漠が多いイスラム圏では、
なかなか米作は大変です。
しかしスペインのバレンシアなどは、
非常に水の豊かな地域。
ということで、
ここでは稲作が、
非常に広がっていったそうです。

いまでも水田がバーッと広がっているようですので、
ぜひ、その光景は見てみたいですね。

ということで、
一つ疑問を追求すると、
こんなふうに、
いろんな知識に広がっていくわけです。
それだけで人生は何倍も楽しめる……
と思えば、
「どうでもいいか」と、
ほっとくのはもったいないですね。

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幻のワインをいただきました!

昨日は熱海のドクターこと、
佐藤富雄先生の家に、
私を含め、数人の人間が集まりました。
何の会かといえば、
「キスラーを飲もう」
の会だったわけです。

キスラーって……
ご存知でしょうか?

カリフォルニアの白ワインですが、
なかなか市場に出回るものではありません。
だから「幻のワイン」とか、
「カルト・ワイン」
などと呼ばれたりもするとのこと。

この発端は、
なんでも作家になるのを断念した
スティーブ・キスラーなる人物が
カリフォルニアで
ブルゴーニュのようなワインをつくろうと、
研究に研究を重ねて
つくりあげたものだそうです。

写真を見ていただければわかるように、
その色は「白」というより、
もはや
「ゴールド」です。

味についていえば、
私の稚拙な文章力では、
もはや表現できる限界を超えています。
スゴすぎます……。

昨日はこのワインを
また美味しい料理とともに、
いただく機会に恵まれたわけです。
本当に感謝感激な一日でした。

夏川がブログで
佐藤先生にからんだ話題……
となると、
なんだか最近は、
お酒の話ばっかになってしまっているような(笑)
ともあれ、
「一流の味を体験する」というのは、
脳にとっても非常にプラスになる
快感体験です。

機会があれば皆様も
「いい味」を
積極的に体験してくださいませ。
チャンスを逃してはいけませんよ……。

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なぜ、スタバには「仕事ができる人」が多いのか?

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回、紹介するのは、

『スターバックスを世界一にするために
 守り続けた大切な原則』
(日本経済新聞社)
という本。

スターバックスの社長であった
ハワード・ビーハーさんが
書いた本ですね。

スタバに行くと、
ときおり感心することがあります。

というのも、
私は喫茶でもスタバを利用するのですが、
それ以外によく、
豆のほうを購入するわけです。
「事務所でコーヒーを煎れて飲む派」
なものですから。

で、近くのスタバでは
豆がずらっと並んでいます。
「どれにしようかな」と迷っていれば、
必ず店員さんが寄ってきて
「今日のお勧めはこれなんですよ。
飲んでみてください」
と、小さなカップで
試飲させてくれるわけです。

その辺は大変、
「気が利くな」と嬉しくなるわけですね。

ただ、そういう「気が利く人」になる
第一条件として、本でビーハー氏は
「自分の帽子を被れ」
と言っているわけです。

つまり、そういう気が利く行為に対して、
「自分がやりたいことだな」
と感じた人だけが、
この会社では成功できるんだと、
最初から価値観を擦り合わせを要求するわけです。

別に仕事のやり方、考え方は一つではない。
大切なのは、
「自分に合ったもの」を選ぶこと。
これは会社選びや仕事選びだけでなく、
あらゆる考え方や、ビジネスノウハウにも
言えることなのかもしれません。

「会社のための本」ではなく、
「個人のための本」として
読んでほしい一冊ですね。

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情報交換できるのは、いいことだ

先日は久々、
ビジネス社という出版社の編集長
Sさんにランチを
御馳走になりました。

じつはSさんというのは、
非常に古い私の友人です。
出会ったのは
私が前にいた出版社の、
さらに、その前にいた出版社。

そのころからずっと、
「情報交換」と称して
たまに会っていたのです。
気づいてみたら、
いつのまにか、あちらは取締役になっている。
こっちは、どういうわけか作家になっている。
考えてみると、
不思議なものですよねえ。

むろん私が独立してからは
一緒に仕事をするようにもなりました。
でも、それに関係なく、
どう役に立つかはわからないけど、
「情報交換」は
しているわけです。
まあ、まさに「公私混同」ですねえ(笑)

ということで、
「最近、こういうのが売れているんですよ」
と教えていただいたのが、
下記の
『別れ際に握手する奴とは
 二度と会うな。』
(TADANAGA著 ビジネス社)
という本だそうです。

まあ、お勧めできるかは微妙。
なんせ、表題でもわかるとおり、
かなり「ダーク」な語集なんです。

なかには、こんな
著者は、さぞかし不幸な毎日なのでは?
と思ってしまうような言葉や……
「この世にもし愛があるなら、
それは自分に向けられたものでしかない」

意味不明のもの……
「耳の穴から毛が出ている中高年の男は、
サバの味噌煮定食が好きである」

ただ、こんな
「なるほど!」とうならせるものも……
「複雑な説明をする奴は、
お前をだまそうとしているだけである」
「男の器量は電車での座り方でわかる」
「真実はシンプルである」

まあ、ジョークと割り切って読むのが、
本書の楽しみ方なのでしょうね。

とくに本書は
「女性にもウケている」
ということ。
ひょっとしたら、ここに、
いまの世の中を説くヒントが
あるのかもしれませんよ。

その情報を役立てるかどうかは自由。
別にムダにしたっていい。
けれども「知ること自体」を
どれくらい楽しめるかが、
情報交換の大切さだと思います。
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「ラフさ」と「優雅さ」の使い分け

「口ぐせ理論」で有名な
佐藤富雄先生のことは、
たびたび私のブログでも紹介しています。

昨日の夜は仕事の件で
「飲みながら打合せでもしようよ」
ということになり、
銀座の夜に同行させていただきました。

で、最初に入ったのは、
アイリッシュ・パブです。
非常にカジュアルなお店ですが、
「ここのビールと
ベーコンとポテトのスープが美味いんだよ」
と、
最近は大のお気に入りだとのこと。
ギネスを飲み、
フィッシュ&チップスなどを食べ、
楽しませていただきます。

そうして、
ひととおり食べたあとです。
「今度は、いい酒を飲みたいよね」
と、連れていってもらったのは、
某ホテルの、先生が馴染みにしているバー。
出されたのはボトルキープしている、
スコッチなどの、一本が
十万円くらいという超高級品ばかり……。
「すごいなあ」と、
大感動です。

けれども、それでは終わりません。
お店の方が
「今日は先生にぜひ味わっていただきたい
 スペシャルがあるんです」
と、
持ってきたのは
サントリー「山崎」の
24年ものヴィンテージ品です。
値段は……さっきの超高級品の、
なんと倍以上とか。

まさかと思ったのですが、
「そう言われると、飲みたいよね?」
の一言。
マジ?

で、このように「自分のもの」にして
ニッコリ笑う佐藤先生。
恩恵を被り、
私も生涯でどれくらい味わえるかしれない
素晴らしいウィスキーを
堪能させていただきました。
ものすごくラッキーでした(笑)

けれどもこのように
「ラフさ」と「優雅さ」
「カジュアル」と「超一流」
「手軽」と「セレブ」
の両方をきちんと押さえ、
使い分けできるのは
「さすが」です。

「高級そうなところばっか」とか、
「安いところばっか」にならず、
いろんな情報収集をしている。
そのなかで「お気に入り」を
上手く見つけているわけです。
さまざまな世の中のニーズに応えられるのも、
それが理由なんでしょうね。

あらためて感服いたしました。
私もかくありたいものです。

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へえ、こんなところに白鷺がいるんだ

写真はケータイで
離れたところから撮ったもの。
ちょっと、わかりにくいとは思います。

じつはこれ
「シラサギ」なんです。
実物は真っ白で、
非常に美しい姿をしていました。

で、これを見つけたのが、
都内のど真ん中、
「江戸川橋」
の真下です。

東京の有楽町線に
「江戸川橋」
という駅がありますが、
もちろん、その名のとおりの橋はあります。
けれども現在は道路のある
極めて普通の橋。
下は神田川で、
広くもないし、
決して美しい川でもありません。
春には桜の名所になりますが、
まあ普通の都内の川……。

で、近くの出版社に打合せで行ったのですが、
ふと下を見ると、
真っ白の大きな鳥が、
ちょこちょこ
動いているわけです。
アヒルでも白鳥でもありません、
よく見るとサギ。
「へえ、こんなところにいるんだ」
と感心してしまいました。

そもそも東京で
「シラサギを見る」
なんてことも少ないと思います。
ちなみにググってみると、
出てきたのは
野鳥公園や新宿御苑。
そういった自然のあるところなら、
確かにわかる。
でも、ここは道路の脇ですし、
上には首都高が通っているわけです。
改めてその生命力には、
関心してしまいました。

むろん、
この地域にいる人には、
通常の光景なのかもしれません。
でも、東京のど真ん中でも、
探せば「自然」は
あるものなんですね。
周囲をよく観察すると、
意外な発見があるかもしれませんよ。

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やっぱり「歩いている人」は違う!

写真の風景は、
昨日の熱海の青い空と青い海。
こんな清々しい環境の中で、
昨日はドクター佐藤こと、
佐藤富雄先生の
「NPO口ぐせ理論アカデミー」
の授業が行われました。

以前にも紹介しましたが、
私が「准教授」をさせていただいている
NPOですね。
毎月に1回、
教授陣による“講義”が行なわれます。

昨日、お話しくださったのは、
ドクターの娘さん
原優子教授でした。

娘だから教授……
なんて思ってはいけません。
この方は現在も医学系の論文を
翻訳したりしている
健康科学の専門家。
たいへんなキャリアを持っている方
のわけです。

で、昨日聞いたお話の結論は、
「とにかく歩け!」
ということ。

もうアメリカのアンチエイジングでも
「常識」になっているようですが、
健康には「ライフスタイルの改善」や
「栄養」「メンタルケア」「意識改革」
などが重要ですが、
ようするにそれも
「運動することによって
身体の土台をつくってこそ」
だそうです。

1日1時間歩くだけでいい……。
わかりやすいけど、
なかなかできないこと
なんですよねえ。

けれども、その重要性は
原先生を見れば、
すぐに納得してしまう。
私より4、5歳年上のはずなんですが、
そのスラットした体は、
とても年相応には見えない。
カッコいいんです。

やっぱ、そうありたいですよねえ。
がんばろう……っと。

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速いですねえ〜

先週の金曜日、
『R25』で、
私の
『成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり』
(Nanaブックス)
が、
紹介されたという話をしました。

そうしたら、
その日のうちに
こんなふうに他の本と並べて、
特別コーナーが
設けられているわけです。
新宿のジュンク堂さん
ですが、
やっぱり迅速ですよねえ……。

他社さんの本もありますから、
書店の誰かが気づくか、
あるいは版元さんに言われて、
「こんな本が紹介されているから
並べましょう」
ということなんだと思います。

決済の時間もあるしょうし、
その間に、
本を探し、
なければ出版社さんに持ってきてもらい
……と、
けっこうの手間もある気がします

でも、
その日のうちにちゃんと並んでしまえば、
どこかで「R25」を見た
という人に、
いち早く売れるチャンスがつかめます。

これが一、二日遅れただけで、
「あれ、売ってないな。
また今度、見てみよう」
なんて言って、
それっきりになってしまうことは多いはず。
現に私も
そういうことがありますから……。

もちろん、
それを確認するナナの営業さん、
さらにそれを編集部に伝え、
その日のうちに著者に伝える担当者。
みな迅速なことは
言うまでもありません。

だから現在は
『情報は1冊のノートにまとめなさい』
『読書は1冊のノートにまとめなさい』

(ともに奥野宣之著)
という大ヒットが出ているのかもしれませんね。

考えてから行動する人。
行動してから考える人。

世にはいろんな人がいますが、
仕事ができる人は
「考えながら、つねに行動もしている」
なんてよく言われます。

だから対応が迅速だし、
チャンスも決して逃さないんでしょうね。

もし新宿にお寄りの機会があったら、
注目してみてください!

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「歴史の本」から学べること

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回、紹介するのは、
塩野七生さんの
『ローマ亡き後の地中海世界』
(上・下 新潮社)
です。

ええ、話題になった
『ローマ人の物語』
の続編ですね。
一冊が三千円くらいするし、
分厚いし、ビジネス本ではない……
ということで、
取っ付きにくい方も多くいるでしょう。
けども、
私は大好きなんですね。
ローマのほうも、全部読みました。

でも、そんな日本の遠い国の
過去の歴史の話を読んで、
何の役に立つのか?
と思われる方も多いでしょう。
でも、
私はいろんなヒントになると思うんです。

とくに本書に関していえば、
ローマ時代が終わり、
それからルネッサンスまでの中世ヨーロッパは、
あまり日本に“お馴染み”ではありません。
俗に「暗黒時代」なんて呼ばれます。
それだけ、先の見えない
不安な時代だったわけです。

その時代に地中海で幅をきかせていたのは、
イスラムの海賊たちです。
彼らは後進国だったイタリアやら
ギリシャやら
フランスの海岸に出向いては、
そこにいた人を拉致して、
奴隷にして
商売していたんです。
たまったものじゃありませんね。

でも、そんな暗黒のヨーロッパで、
国の違いを超えて団結し、
「奴隷解放」で
成果を出し続けてきた集団があった。
しかも武器ももたず、
修道士だけで、
これをやり続けていた団体もあったのです。

いったいどうやって
そんな不可能を成し遂げたのか?

……それは本書にゆずりますが、
このような
「不可能を可能にする事例」は、
私たちのアイデアを
限りなく広げてくれるような気がします。

「読まず嫌い」では、
もったいないんじゃないでしょうか?


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事務所を飛び回るヘリコプター

私のオフィスでは、
ときどきヘリコプターが飛び交っています。

ええマジですよ。

もちろん実物が飛べるわけもありません。
ラジコンのヘリ、なんですが、
写真が現物。
タカラトミーから発売されている
「ヘリQ」
という商品ですね。

ラジコンのヘリといっても
大きさは12センチ程度の、コンパクさ。
しかも最初から部屋で飛ばせるように、
ソフトな構造になっています。

だから窓にぶつかっても、
壁にぶつかっても大丈夫。
しかもガンガンぶつけまくっても、
ちょっとやそっとでは壊れません。
かなりの優れものですね。

で、原稿に詰まって乗らないときなど、
私はデスクに座りながら
気ままにこれを離陸させているわけです。
「何やってんの?」
と端からは思われそうですが(笑)。
まあ、ちょっとした気分転換には
いいのではないでしょうか……。

値段も3000円程度と、
気軽だった気がします。
近所のオモチャ屋さんなどで、
ふつうに売っているでしょう。

もっともこのヘリ、
うまく飛ばすのはかなり難しいんです。
隣の部屋へ着地させるのも、
至難のワザだったりします。
この辺を、
ぜひ改良してほしいもんだ……。

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R25で、夏川の本が紹介されました!

私の既刊、
『成功しちゃう「人脈」は
 じつは公私混同ばかり』

(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)
が、
ドカーンと、ほぼ1ページ!

なんとこの書評が載ったのは、
かのリクルートさん発行のフリーペーパー
『R25』(3.12号)です。

いや朝に「載ってますよ!」と言われ、
いろんなところを探しました。
で、ようやくファミリーマートで見つけたら、
この大きさです。
大感動ものでした。

さすが定評のある『R25』です。
書評の文章を見ても、
書いた著者本人が
「ああこの本、面白そうだな」
つい、書店さんに買いにいこうかと
思ってしまう……(笑)

いや、
「成功は結果論であって目的ではない。
 よって、成功するために本書を読むのは、
 大間違い。
 そしてこの『人脈』は『社内の味方』という
 言葉に置き換えても、そのまま成立するはずだ」
というフレーズには、
「なるほど……」と、
いい言葉をいただきました。

あっという間になくなってしまう
『R25』ですが、
コンビニなどで見かけたら、
ぜひ確認してやってください。

かつて私の本
『なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?』
(ソフトバンク・クリエイティブ)
も、
『R25』効果でブレイクしました。
影響力がある媒体ですので、
今回もちょっと、期待しています!

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日経ウーマン&新刊の打ち上げ

今日は夕方、
雑誌『日経ウーマン』の
取材を受けることができました。

前の『WITH』といい、
どういうわけか最近、
夏川は女性誌でコメントを
求められるようになっています。
それだけ女性誌が活発だ……
ということなのかもしれません。

その『日経ウーマン』の記者さんから、
「夏川さんは今の時代、
女性と男性と、
どちらが活躍していると思いますか?」
という質問を受けました。

どちらも優秀だし、
基本的には対等と思ってはいるのですが、
まあ出版という業界にいると、
どうしても女性編集者さんの活躍が
目に映ってしまいますよね……。

取材の後になりますが、
今回の『日経ウーマン』に
出させていただくきっかけになった、
アスペクト発行の
『なぜ、ビジネス書を読んでも
「仕事ができる人」になれないのか?』
の打ち上げがありました。

その担当者Nさんも、
やっぱり女性編集者さんで、
非常に活躍していらっしゃる方。
だから私の本で
鈴木成一先生のような
有名な装丁家さんに仕事を依頼することが
できているわけです。

お陰さまで本のほうも
「順調に売れている」
とのことです!
嬉しいですね。

女性も男性も、仕事ができる人は同等
と思うのですが、
やはり違った感性を持っていることも
事実だと思います。

そういう意味では、
共同でお互いの気づかない点を支え合えれば、
やはり「いい仕事」が
できる結果になることは
事実なんでしょうね。
男性は女性の力を
女性は男性の力を
積極的に活用すべきなんだと思いますよ。

ちなみに私が『日経ウーマン』
に出るのは
4月発行の5月号のようです。
楽しみにしていてください!

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人生設計の相談役を求めてみる

今日はキャリア・ブレーンという会社で、
専務の仕事をしている
白根敦子さん
と打合せをしました。

この白根さんという方、
コーチでもあり、
自分の会社を経営し、
しかも春には作家としてデビューするという、
大変な方です。

でも、今日の話は、
「エイジング・プラン」
という
キャリア・ブレーン本業に関わる話だったわけです。

そこで改めて話を聞くと、
たとえばあなたは。
これから将来、
五十代、六十代という時期まで長期的に考えたとき
一体どれくらいのお金がかかるか
考えたことがあるでしょうか?

私などは「なんとかなる」と、
つい、いい加減に考えてしまいます。
けれども、終身雇用がなくなり、
年金も当てにならない現在、
家族のこと、両親のこと、仕事のこと……
などなど、
諸々を考えたときに、
「どうにもならなくなっていく」
というのが、
実のところ現実になりそうだ
ということなんです。

現に私の手元には、
キャリア・ブレーンさんで提唱している将来の設計書
「エイジング・プラン・ノート」
なるものがあります。

それには将来にかかる金額を埋めていく
試算書のようなものがあるのですが、
記入していくとエラいことになります。

ようは、そこまで
将来のことを考えながら仕事をしていかないと
大変なことになる、
ということなんですね。

キャリア・ブレーンでは、
「キャリア・プランナー」と
「ファイナンシャル・プランナー」と
「ライフ・プランナー」の
三つを統合させた
「エイジング・プランナー」
なるものを今回、新しく創出しました。

つまり、人生を積み重ねていく段階で、
あらゆることに相談に乗れる
「個人コンサルタント」
のような仕事になるわけですね。

詳しくは
http://www.a-adviser.org/note/index.html
を見てもらいたいのですが、
これからの人生、
いろんな面で相談役がいるかいないかでは、
大きな差が出るのかもしれません。

すでに、
「その資格を取得したい」
という人も増えているようですが、
今の時代に、ひょっとしたら
一番求められる仕事なのかもしれませんね。

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自分にできる社会貢献

昨日は、
私が縁あって関わっているNPO
「Are You Happy ? Japan」
の勉強会に出席してきました。

以前にも紹介させていただきましたが、
このNPO、
正確には「これからできるNPO」です。

世の中には、
たくさんの慈善事業のボランティア団体があります。
けれども、
そのなかには寄付金の大半が、
従事する人の給料になっていたり、
政府に入ったりして、
なかなか困っている人に届かないものも多い。

そんななかで、小規模ではあるけれど、
困っている人のために
本当に役に立とうとしている人たちもいる。
「Are You Happy ? Japan」の趣旨は、
そういう数少ない人たちを見抜き、
世にもっと知られるべく
プロデュースしてあげよう……と、
そういうものです。

たとえば昨日にお聞ききしたのは、
ラオスに学校を建て、
「ダルニー奨学金」というものも出し、
ラオスの教育普及に力を注いでいる
日本民際交流センターさんの話。

たしかにタイやカンボジアなどで、
「学校を建てる」ということは
よく行なわれています。
でも、ラオスなどを見れば
小学校の卒業率が四〇パーセントとのことで、
ようするに「勉強することが大切だ」という
意識が育ってないんです。

だから日本民際交流センターさんは、
教師の育成に力を注いだり、
民間のお母さんたちへの啓蒙活動を
一生懸命やっている。
「魚を与える」のではなく、
「釣りの仕方を教える」という発想ですね。

まあ、こういう活動をもっと世に広め
「援助したい」
という人を増やしたいな……と。

とくに私などは、
「金を寄付しろ」と言われても、
できることは限られるわけです。
けれども作家なり編集者なり
という立場だと、
「世に知らしめる」ということには、
ひょっとしたら役立てるかもしれない。
「自分にできることを生かす」
ということが大切なのかと思いまして、
この活動にも
ちょっと前向きに
協力させていただいているわけです。

なお、このNPOの生みの親は、
数々の有名な企業の社長を歴任し、
その会社を次々に飛躍させていった
「プロフェッショナル・リーダー」として知られる
池本克之さんです。

その池本さんの講演が3月28日に行なわれ、
講義料は全部、
モンゴルの孤児施設に寄付されます。
詳しくはこちらを……ということで
紹介させていただきます。
http://tg-academy.com/20090328/

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言葉と信頼と

昨日はご存知のとおり、
WBCの日韓戦。
心配されていた日本は、
ビックリすることに、
コールドゲームで韓国を破ったわけです。

で、やっぱりイチロー選手ですよね。
不調と言われながら、
フタを空ければ、最初の三打席で連続ヒット。
大切な場面ではやっぱり打つ、
さすがの集中力だなと感心します。

私の本でも、
よくイチロー選手の言葉を引用させて
いただきます。
そこで昨日は何と言うのかな、と思ったら、
夜中にスポーツニュースで
聞いたのは、
次のような言葉でした。

「打撃の調子は戻った?
だめとも言えないし、良いとも言えない。
それは察してよ。
『私のこと好き?』って
聞かれてるみたいで嫌だ」

もうイチローさんしか言えない文句
ですよね(笑)。
良くも悪くも……

「調子は完全です!
「あなたが好きです!」
言うことは誰だってできる。
しかし、それに伴う行動がなければ、
相手への信頼はつかめない。
結局、私たちは相手の行動で、
相手への信頼を決めていくんです。

そこでイチロー選手に関していえば、
私たちは彼が人一倍ストイックに
結果を求めてきた人間だと知っている。
さらにそのために
人一倍、練習を積み重ねた人間だと知っている。
だからこそ、
不調でもやっぱり
「活躍してくれるだろう」
という信頼を持っているのだと思います

その前提があれば、言葉は無粋。
結果はどうなるかわからないけれど、
任せておこう……と、
そういうことなんでしょうね。

イチロー選手だからこそ言える言葉、
そんな気がします。
(画像はasahi.comより)

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「蒸気機関車」が象徴するもの

昨日は、さいたま市にある
「鉄道博物館」に
初めて行ってきました。

別に私は鉄道好き、でもありません。
ただ、新しく出来た博物館だから興味はある。
で、2歳の甥っ子が
最近はプラレールのSLが大好き。
けれども休日に行ったら、
混んでいて見学どころではない。

ということで、
じゃあ平日に時間の空く私が、
「車で連れていこう」
ということになったわけです。

もっとも本物のSLを初めて見た甥は、
「コワい!」
の連発です。
想像していた以上に、
迫力があって大きかったんですね。

「怖くないよ。カッコいいじゃん!」

ということで、振り返って
ゆっくりとSLの外観を見る。

「たしかに怖い……」

そう言われると、
なんとなく言い尽くせない、恐ろしさを感じてきます。
何でしょう、この感覚……。

そういえば私の世代にとって、
SLといえば
『銀河鉄道999』です。
松本零士先生の有名な作品ですね。

その銀河鉄道が、どうしてSLなのか?
主人公の鉄郎に、同行者メーテルは、
こんなことを言っていた記憶があります

「二度と帰ることのない乗客には、このほうがいいの」

考えてみれば、
多くの人は蒸気機関車が、
かつては交通の主役だったことを知っています。
けれども同時に、
その存在を記憶してない人が大半。
帰って来ない「過去の世界」の象徴です。

私たちは蒸気機関車を見るたびに、
時間はつねに「過去」となって、
記憶の世界に残されていく存在であることを
思い知らされる。
そんなふうに
「過ぎ去る時間の象徴」
を感じさせることが、
「怖さ」の正体なのかもしれません。

「鉄道博物館」には
SLのほかにも、
「ゼロ系新幹線」や
「ブルートレイン」など、
過去の電車がそのまま展示されています。

「博物館」として鉄道の歴史を学ぶには
ちょっと整理されてない印象もありましたが、
雰囲気を味合うには、
絶好の場所かもしれませんよ。

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意外と好評な2年前の本

アスペクトから出た私の新刊
『なぜ、ビジネス書を読んでも
「仕事ができる人」になれないのか?』
が、別の出版社、
ナナ・コーポレート・コミュニケーションの
編集部ブログで紹介されています。
http://nanabooks.air-nifty.com/hensyu/2009/03/post-9574.html

そこでお礼と言っては何ですが、
同社からでた
『成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり』
よりも、
かなり前の私の本を
紹介させていただきたく思います。

その本は、
『見えない壁
というもの。

じつは同時期に私の
『なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?』
という本が目立っていたから、
つい忘れがちになってしまいます。

でも、しっかり重版もしているんです。
そのうえ、何をかくそう

「夏川さんの本の中で『見えない壁』が
いちばん好きなんですよ」

と何人かの方に言われたことがありました。
けっこう“隠れ良作”なのかもしれません。

私の本はたいてい
「時間術」とか「勉強術」とか、
どちらかといえば
テーマを絞ったビジネスハウツーが
多くなっています。

けれどもこの本は、けっこう抽象的で、
個人の仕事に対する気持ちの中に存在する
「見えない壁」
について書いたもの。
だから非常に難しいテーマだったんです。

たとえば本書の1章では
「仕事ができる人にならなければ」
という「壁」について述べています。
そして結論は、
「そんな壁なんてない」というもの。
以下、
「自分らしさを見つけよう」という壁。
「もっと強くならなければ」という壁。
「人に好かれなければ」という壁。
「言いたいことを伝えなければ」という壁。
「目標を描かなければ」という壁。
「がんばらなくちゃ……」という壁。
結論は全部、
「そんな壁なんてない」
なんです。

そう考えると、結構、大胆だったんですね。
この本。
自分で言うのも何ですが……。
まあ何となくこの本以来、
自分の方向性もハッキリしたのかもしれません。
興味ある方は、ぜひ一読してみてください!

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「アウトプット」と「インプット」

「皆さん、ついつい、苦手なこと、
やりたくないことってありませんか?

人間ですから、たまーにあって不思議はないことですよね。

私自身のことを申し上げると、機械系が大変・・・です。

でも、どうしてもやらなきゃ!と言うとき、
とっておきのこの言葉を唱えます。

『これも自分にプラスになることだ!』

この一言で脳はスイッチが切り替わり、
よっし、やってみるか~となるわけです」

この言葉、
じつは私が仕事でよくお世話になっている
佐藤富雄先生の秘書、
植田美穂さんのメルマガ
「日々是快々」
から引用してみました。
植田さんはこんなふうに
「唱えて役立つ言葉」
を毎日、
メルマガで配信しているんですね。

でも著者ならともかく、
秘書の方が自分のメルマガなんて
不思議とは思いません?

何をかくそう、この植田さんという方は
普通の秘書ではありません。
もちろんスケジュール調整をしたり、
セミナーの事務をしたり
という仕事はやっているのですが、
その傍ら、
自分がセミナーの生徒として、
ちゃっかりノートも取り、
課題が出されればそれもやってみて
……と、
立場をしっかり利用して
勉強の機会にしてしまっているわけです。
うん、まさに公私混同……。

新刊
『なぜ、ビジネス書を読んでも
「仕事ができる人」になれないのか?』

でも書きましたが、
仕事というのは、意識を変えれば、
いくらでも勉強の機会になります。

ただし、
ただ知識を頭に詰め込む(インプット)
だけでなく、
何らかの形で成果にする(アウトプット)
から自分自身の活動に
それが生きてくるのだと思います。
「立場を利用しながら勉強し、
 さらにその成果をメルマガにする」
という活動は、
非常に勉強して成長する
いい循環をつくっているんでしょうね。

ちなみに植田さんのメルマガは
http://archive.mag2.com/0000267329 
から受信できます。

写真は先ほど出てきた、私の新刊です。
(こっちも宜しくです
 ……と、ついつい何度も言ってしまう)

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もっと頑張れ、ベンジャミン!

老人の状態で生まれ、
歳月とともにどんどん若くなっていく……。
そんな不思議な体質で生まれてきた男の物語
といえば、現在公開中の
『ベンジャミン・バトン』
という映画。

ブラッド・ピッドが
アカデミー賞をとれるかどうか……
という点でも話題になりましたね。

で、本日はこの映画を観てきたわけです。
「波乱に満ちた人生物語」というよりは、
「まったりとした美しい映画」
という印象でした。

じつは前にたまたまパーティで
「映画好きのお医者さん」
とお話をしたことがあります。
「映画に出てくるような病気って、
どれくらい現実にあるんですか?」
という話になり、
この映画の話も出ました。
結論は一言、
「ありえん!」
というもの。
まあ、そりゃそうなんでしょうねえ(笑)

私がお世話になってい方。
アンチエイジングの専門家でもある
佐藤富雄先生は、
「老化」ならぬ「加齢」の原因として

・活性酸素
・クラッキングという身体組織の傷み

を挙げています。
つまり、
どちらも肉体が使用された長い年月によって生じる
「ゴミ」とか「キズ」の積み重ね。
別に「老化」というプログラムが
備わっているわけではないということ。

それを考えれば、
「歳とともに使用されない状態になっていく」
というのは
おそらく「生物学的」というよりも、
「物理学的」にありえないのでしょう。

でも、仮にそれを認めたとする。
その場合も、「脳」だけは違います。
人は歳を経て、
経験を積み重ねれば積み重ねるほど、
脳は基本的にはバージョンアップしていくもの。
その点は映画も同じで、
だから
「肉体が老人」期→船乗りとしてワクワクする青春
「年齢に肉体が釣り合った40代」→ケイト・ブランシェットと恋愛
「肉体が子ども」→認知症
とストーリーは展開するわけです。

けれども、
肉体が10代のころを考えれば、
脳は経験を積み重ねて充実しているわけです。
で、そこに10代の肉体なんですから、
なんかスゴそうな気がしてしまいますよね。

だったら映画を観ていて、
「その時期こそ何かしろよ!」
なんて私は思ってしまうわけです。
もっとベンジャミン、頑張れと……。
まあ、だから悪い映画、
ということではないのですが。

試しに考えてみると面白いかもしれません。
何歳でもいいのですが、
仮に今の脳のまま、
肉体だけ小学生になったら何をするか?
ちょっとした思考訓練になりそうですね。

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夜は“コタツで原稿を書く作家”モードに変更!

現在、私は新刊が発売されたばかり
……で、ありますが、
じつは先ほど新しい原稿を、
ようやく書き上げたところ。
あとは自宅に戻ってから、
チェックして、脱稿しようと考えています!

こういう忙しい時期なると、
大活躍するのが自宅のパソコンです。
会社ではそれこそ大画面の大きな機械で、
オフィスで作業するモード。
家ではもっぱらノート。
それこそ
“コタツで原稿を書く作家”モード
に切り替わるわけです。

まあ、こういう気分転換をするのは、
だいたい私は一つの場所にじっとしていて、
集中力が持たない質。
だから気が乗らなくなったら家に戻り、
気分転換してから、
夜の作業に徹してしまいます。
そのほうが心理的にも
執筆がはかどるんですね。

けれどもこの自宅のパソコン、
最近になって買い換えたばかり。
ウィンドウズ系のパソコンから
とうとう「iブック」に変更しました。

いや古くからの編集者とあって、
私はずっとマックだったわけです。
ノートもかつては
「PowerBook」を使っていました。

けれども
もはや「編集者はマック」
という時代ではありませんから。
体制に合わせて、
ウィンドウズXPが入っているものを選んだんです。
ところが使い始めてから、
ウィルスにやられるは、
立ち上がらなくなるはで、
どうもしっくりこない……。

で、今年から切り替えた……と。
まあやっぱり、パソコンも
手に馴染んだもののほうがいいのかもしれません。
お陰で最近は、
“コタツモード”の仕事も
新鮮な気分で行なっております。

さあ、というわけで……
あとは新しくなったこのお友だちで、
最終的な作業に取りかかるとしましょう!

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ホンッとに優しい税務署の人たち

昨日の続き……になりますが、
本日は会社の申告日の締め切り。
一応は社長を務める私です。
決算書等を持って、
税務署に行って参りました。

しかし、
いつもいつも思うのですが、
法人税課の税務署の人たちって、
本当に優しい……。
そう思うの私だけ??

いや、こちらがチンプンカンプン、
不完全なまま申告書を持っていても、
時間をかけて、
懇切丁寧に教えてくださいます。
「お手数をかけてすみません」
と、こちらは申し訳なく思うのですが、
「いえいえ、とんでもありません」と
頭を下げる。

私の管轄地域だけなのか。
はたまた時期的に今は暇なのか。
詳細はよくわかりませんが、
個人で確定申告をしていたときは、
こんなに優しくなかった気がします。
そういうものなのでしょうか……。

まあ考えてみれば、
「税金を払う」のですから、
ひょっとしたら不愉快な気持ちで
窓口に来る方が多いのかもしれません。

けれども、
かつて納税額ナンバーワンだった
齋藤一人さんは
「世の中にそれだけ貢献できるのだから、
税金を払うときほど嬉しいことはない」
なんてことを書いていました。

そんなふうに
「払えることがありがたい」
とまではいきませんが、
「法人税をおさめるオレってカッコいい」
なんて、
私もこの日だけは
少し“社長”を自覚して税務署に行くわけです。
だから、
「税務署の人は優しいな」と
素直に感じられるのかもしれませんね。

まあ今月は世の中、確定申告です。
どうせ払うのなら、
気持ちよく払ったほうがいいかもしれませんよ。

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「わからないことを教える」って大変なこと

本日は日曜出社し、
私が思うところ世の中で一番難しい
経理の仕事をしていました……。

いや我が社、
12月決算で明日が申告日。
決算書等をまとめて
税務署に提出しなければなりません。

まあ過去に手伝ってもらった人に教わり、
何となくバランスシートのつくり方はわかる。
それに所詮は従業員一人の執筆業ですから、
税理士に頼むこともなく
一人でやっているわけです。

けれども今年から
減価償却をしなければならないんです。
でも、そのやり方はよくわからない……
ということで、
税理士の資格をもっている友人に
電話で相談しながら頑張っていました。

でも、恥ずかしながら小生、
減価償却の何たるかがわかってません(苦笑)
友人は電話口で必死に説明してくださるのですが、
チンプンカンプンで、
こちらは付いていけない……。
さぞや大変だったろうなあ、と
本当に申し訳ない!

でも、さすが我が友人、

「わからないヤツを納得させるには、
とにかく根気しかない」

ということで、
お付き合いくださいました。

まあ、どんなことでもそうなんでしょうが、
「わからないことは相手」には、
なかなか「わかってほしいこと」が
わかんないのです。

としたら、
結局はわからせる側が、
いかに根気を持てるかが勝負です。

諦めてしまったら、それで終わり。
「わからんやつは、ほっときゃいい」
という話になりますが、
人を育てられる人と、それができない人の差は
その根気の部分に
表れてくるような気がします。

とはいえ、話を戻せば
私も100パーセント理解できたか
といえば微妙(笑)。
あとは税務署の方に
直接お伺いします……。

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