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「奇跡を起こす」ことは可能か?

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回紹介するのは、

『奇跡のリンゴ』
(石川拓治著、幻冬舎)
という本。
いま非常に売れている本ですね。

本の主役は、木村秋則さん
というリンゴ農家の人。
無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功し、
その話はNHKの
「プロフェッショナルの流儀」
でも紹介されたとのこと。

なんせそのリンゴは、
切っても、茶色くなって腐っていかない
……ようで、
味もまったく普通のリンゴと違うようです。

けれどもじつは、
「無農薬・無肥料のリンゴをつくる」
ということ自体、
本当だったら“不可能”と、
思われていたこと。
だいたいリンゴという果物自体、
何年も歳月で人の手を通じて加工されてきた人工物。
野性のものは、まったく別物だそうです。

だから「つくろう」と決心した木村さんは、
相当な苦労をすることになります。
それこそ貧乏のどん底に陥り、
最後は死まで決意することになる。

でも、結局、
「無農薬・無肥料のリンゴ」
はできた。
その過程は私たちに
「世の中に不可能なことなんてないんだ」
ということを改めて教えてくれます。

「ひとつのものに狂えば、
 いつか必ず答えに巡り合う」
これがオビ裏の文句。
頑張りたい人も、頑張りたくない人も、
ぜひ読んで考えてみていただきたい一冊ですね。

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