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2009年1月

脱稿後の儀式?

昨日は、ようやく溜まっていた原稿の
一本を脱稿。
ようやく今日からは、
新しい原稿の執筆に入っているわけです。

私が原稿を一つ仕上げると、
まず最初に決まってやること。
それが
「ボードに貼っている付箋を動かすこと」
です。

一件一件、仕事はポストイットに記入して
ボードの欄に貼ってあります。
「これから執筆」「企画化」「プロデュース」
と別れていますが、
右スミに並んでいるのが、すでに執筆等の作業を終え
「制作段階」に入っているものです。

いま執筆しているものは、
まさに「これから執筆」の一番上にあるのですが、
脱稿すると同時に、
これを「制作段階」のほうに移すわけです。
単純なことですが、
そうすると
「よし終わったぞ!」と
頭の中のスイッチが切り替わるわけですね。

作家のような仕事だと、
執筆中はほとんど、その仕事に集中してしまいます。
それでも終わったらすぐ次の仕事があるから、
前の原稿の内容は、
頭の中から一度クリアする必要がある。
そういうわけで
「終わったよ」というアクションは、
できるだけわかりやすくしたいわけです。
不思議とこれだけで、気持ちも変わっていきますよ!

もう一つ、仕事を差別するわけではありませんが、
自分が「より重要」と思っている仕事には、
どういうわけか
「バルタン星人」やら「レッドキング」やらと、
“怪獣ガビョウ”が使われています(笑)

それで新しく「これから執筆」の
先頭に来た原稿を見ると、
ちゃんと「ピグモン」の画鋲で貼ってある……。

「よし頑張らなきゃいけないな」
と思うのであった。
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幸せエネルギー、一杯の本です!

編集協力した本が本日発売されましたので、
紹介させていただきます!

ブログでもたびたび触れさせていただいている
Dr.佐藤こと、佐藤富雄先生の本、

『脳が元気になる、1日の習慣』
(ダイヤモンド社 1200円)

というものです。

一見して手に取っていただくとわかるのですが、
何より本書は
「非常に美しい本」
です。

最初のページをめくると青空が広がり、
目次の終わりにはキレイな夕焼け。
全編にわたってキレイな色分けがなされており、
それだけで永久保存版の書物を買った
気分になります。

それで内容は、
「朝、昼、夜、休日、雨の日、休暇中」
と、
そのシチュエーションの時間に行なえば
最も脳をイキイキさせること……を
シンプルかつ、実践的にまとめた本。

非常に手軽であり、
役に立つこと
この上ない内容かもしれませんね。

ちなみに本書の担当編集者は、
この本のご利益にあずかってか?(笑)
編集中にご結婚され、
出版後にはご出産の予定です……。
ということで、
本書は「幸せエネルギー」一杯の本。
とくに女性の方は、必見かもしれませんよ!
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22歳のパティシエと「ヨロイヅカ」のケーキ

写真の美味しそうなケーキですが、
これは、かの
「トシ・ヨロイヅカ」
で購入したものです。

シェフは川島なお美さん
との結婚でも話題になりました。
いまや六本木ミッドタウンの店が連日満員
ですが、
こちらは恵比寿のお店で購入したものです!

じつは昨日、イラストレーターの友人が、
関西から上京してきた
従姉妹さんを連れてきたのです。
一見、22歳の
“ごく普通の可愛らしい女の子”ですが、
なんのなんの。
じつはその年齢で、すでに関西の店舗を一つ任されている
パティシエであり、
店長さんだというのです。
ビックリしました。

で、せっかく東京に来たのだから、
評判のケーキ店を練り歩いて研究してみたい、
ということ。
そこで恵比寿といっても少し遠く、
行ったことはなかったのですが、
「トシ・ヨロイヅカ」へ
連れていったわけです。

持ち帰って事務所で食べましたが、
さすがに、美味しかったですねえ……。

けれども22歳でよく……と思いますよね

でも、やっぱり話を聞くとわかります。
「ケーキが大好き」
なんですね。本当に。

なんでもお店ではケーキづくりを
お客さんに見せる形になっているとのこと。
きっと
「楽しそうにつくっているんだろうなあ」、
と納得してしまう。
その様子がお客さんに喜ばれるのだとしたら、
店長に抜擢されるのも当然なのかもしれません。

恵比寿周辺のケーキ店を見たあと、
今日は白金台のほうへ見学に行きました。
今後どう進化するのか、楽しみになりますね。
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デキる人の道の教え方

私、夏川賀央は、よく道に迷います(笑)

いや、まったく自慢にもなんにもならないのですが、
とにかく迷ってしまうのだから仕方がない。
先日も、代官山という
近所の駅へ行くにもかかわらず、
通りを間違えて、迷ってしまいました。
暗かったせいもあるのですが、
ヒドいものです。本当に。

ともあれ時間の約束もあったので、
たまたま一人、
道の前を歩いていた人がいたので聞きました。
「あの……、代官山の駅はどっちだかわかりますか?」

暗い中、申し訳ないことに、
学生さんくらいの若い女性です。
しかも当人も、地図で目的地を探していたところらしい。
けれども嫌がらず、
持っていた地図を確認しながら、
「こっちです」
と、自分の行こうとしている先の道を
指差してくださいました。

ありがたい、と
私はその女性の数メートル後ろを
歩いていきます。
すると、彼女、突然、立ち止まって
こちらに近づいてきたのです。

「あの……?」
えっ何?
「これ、どうぞ」

渡されたのは、ネットからプリントアウトした、
現在地が記入されている地図。
つまり、
自分はどうやら目的地についたようだから、
もう地図は必要ない。
結構、道が入り組んでいるし、
印のついた場所がここですから、
この地図を頼りに行ってください……

ということだったわけです。
「ありがとうございます!」
と、本当に感謝してしまいました。

「渡してあげれば、役立つだろうな」
と思いつくこともなかなかですが、
それを「知らない人に渡そう」というのは、
わかっていても、できないことだと思います。
「若いのに、なかなか気の利く人だな!」
と、私も感動しました。

こういう出会いもあるなら、
たまには道に迷ってみるのも、
いいことかもしれませんね。
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「奇跡を起こす」ことは可能か?

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回紹介するのは、

『奇跡のリンゴ』
(石川拓治著、幻冬舎)
という本。
いま非常に売れている本ですね。

本の主役は、木村秋則さん
というリンゴ農家の人。
無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功し、
その話はNHKの
「プロフェッショナルの流儀」
でも紹介されたとのこと。

なんせそのリンゴは、
切っても、茶色くなって腐っていかない
……ようで、
味もまったく普通のリンゴと違うようです。

けれどもじつは、
「無農薬・無肥料のリンゴをつくる」
ということ自体、
本当だったら“不可能”と、
思われていたこと。
だいたいリンゴという果物自体、
何年も歳月で人の手を通じて加工されてきた人工物。
野性のものは、まったく別物だそうです。

だから「つくろう」と決心した木村さんは、
相当な苦労をすることになります。
それこそ貧乏のどん底に陥り、
最後は死まで決意することになる。

でも、結局、
「無農薬・無肥料のリンゴ」
はできた。
その過程は私たちに
「世の中に不可能なことなんてないんだ」
ということを改めて教えてくれます。

「ひとつのものに狂えば、
 いつか必ず答えに巡り合う」
これがオビ裏の文句。
頑張りたい人も、頑張りたくない人も、
ぜひ読んで考えてみていただきたい一冊ですね。

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決して「妥協してくれない?」デキる人たち

昨日は日曜日、だったのですが、
現在進行中の新刊本のゲラを抱え、
版元のアスペクトさんへ行ってきました。

そして難航していたタイトルも、
今日にやっと決まったようです……(祝)
やれやれ、でした。

既刊、

『なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?』

と同様。
今回も仕事は、
アスペクトの女性編集者Nさん、
プロデューサーである
アップルシード・エージェンシーのMさんと、
三人のチームワークで頑張っています。

ただNさんも、Mさんも、
こちらが泣きたくなるくらいに、
じつは「妥協」をしてくれない……(笑)

ということで、今回も改訂に改訂を重ね、
やっと……
最終的な形にたどりついたわけです。
(まあタイトルだけは、
 私も妥協しなかったのですが……)

でも、
それくらい情熱的にやってくれると、
完成した喜びは、
ひとしおになりますよね!

自分でも思い入れのある本になりますし、
途中は大変でも、
やっぱり

「また、この人たちと仕事をしたいな!」

ということになるわけです。
まだ終わったわけではありませんが、
“いい仕事”というのは、
そういうものなのでしょう。

では、いったいその本、
どういう本なのか?
……は、
まだもう少し待っていただきますが、
「勉強のあり方」を、
一八〇度逆転させるものになりました
どうぞ楽しみにしていてください!

写真は既刊のほうをアップしておきます。
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プジョーライオンでリフレッシュ

ライオンをシンボルにしている自動車メーカー
といえば、フランスのプジョーですが、
写真のマスコットは、
そのシンボルキャラのようです。

昨年から夏川、
プジョー407
という、
まあ「大多数の人には外見も思い浮かばないだろう車」を
愛車にしています。
(もし見たい方はこちらへ
http://www.peugeot.co.jp/lineup/models/407/

ちょうど購入して一年目を迎えようという時期。
というわけで、
定期点検をしてもらいました。

写真のマスコットは、
本当は念頭のフェア期間だけ、
年賀状のお年玉くじの当選者に配っていたもの。
それでも一応、私は当たっていたので、

「もうないの?」
と聞いたら、

「ないけど、ちょっと待っててください」と。
倉庫をひっくり返して、
新しく代わった営業担当者さんが
見つけてきてくださいました。
さすが、合格!(笑)

自動車業界、大変ですよね。
という言葉に、
「ウチはゼッタイ大丈夫ですから、
 安心ください」
とのこと。

ともあれ、
お陰さまで車はリフレッシュ!

夏川、今月は予期せぬ原稿の修正が入ったり、
体調不良になったりと、
仕事面で少し出遅れ気味です。
ここらで、私自身も気持ちを
リフレッシュさせていきたいですね!

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ストレス軽減、小さな攻撃

風邪に一番効果的ことは何か?

ゆっくり寝ること————。
「また執筆が遅れるなあ」
と思いつつも、
昨日はこれを強行することで、
ずいぶん調子を取り戻しました。
基本ですね。やっぱり。

昨日、古新聞だけはゴミにだしておこうと、
フラフラしながらも、
エレベーターを下りていきました。

そうしたら、1階でゴミ袋が割け、
新聞紙が散乱してしまったのです。
うなだれながら、朦朧した頭で、
しかたなく拾い始める……。

と、そこを通ったのは、
ビルを管理している不動産屋さんの
若い社員です。
携帯電話片手に、
サボっていたのかどうか知りませんが、
新聞を避けながら、
困っている私の横を通り過ぎます。

「ああ、ちょうどよかった。
 手伝ってくれるのね」
と思ったら、なんとシカト。
まるで蔑むかのように……。

おい、ちょっと待てよ!
このビルにオフィスを借りている私は、
曲がりなりにもお客さんなわけです。
それが困っているのを見て、
平気で素通りかよ……と。

よっぽどつかまえて、
懇意にしている社長さんに
訴えてやろうかと思います。
まあ本当はそうすべきなのかもしれませんが、
気力もないし、面倒くさいし、
でも腹は立つ……と。

で、ちょうどかき集めた古新聞をもって、
彼が乗ったエレベーターに慌ててかけこむ、
で、「すいません!」なんて言って、
その場でもう一度、バラまいてやったわけです。
相手はキョトンとしていました。

それでも手伝う素振りなどまったくないのですから、
なんの効果があったかわかりません。
とはいえ、こっちは少しだけ
スカッとしたわけです(笑)

まあ、ムカつきっぱなしでも、ストレスになるだけ。
これくらいの報復攻撃で心が晴れるなら、
許されるかなと……。
それも一つの仕事術かな、と思うわけです。
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夏川、風邪引きました

最近は悪いインフルエンザも流行っているようです。
皆さま、大丈夫ですか?

インフルエンザかどうかわからないのですが、
私も風邪をひいてしまいました。
自慢じゃないが、いまフラフラです!(笑)

とにかくカゼ薬を近くのドラッグストアに、
買いにいきました。
「どれがいいんだろうなあ」
と思っていたら、薬剤師の方が近くにきて
「どういう症状ですか?」
「それならこれがいいですよ」
と勧めてくださいます。

それで錠剤を買ったのですが、
「応急処置なら、飲み薬が効果ありますよ」
とのこと。
「じゃあもらいます」
ということで、
お湯で割るような薬をもってきてくれました。

その薬は、カゼをひいてから、
なるべく早めに飲むと効果的だとのこと。
そうしたら向こうは思いついたように

「いま飲みますか?」

で、わざわざお湯を用意してくれて、
カゼ薬お湯割り一丁を、つくってくれたわけです。

ありがとうございます!

気持ちも萎えているせいか、
えらく感動してしまいました。

まあ、こういう優しさにふれることができたなら、
カゼをひいたことも、
悪いことばかりじゃなかったな……と。
でも、皆様、くれぐれもご自愛くださいね。
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いままで観た邦画で、いちばん“洋画っぽかった”作品

昨日に劇場で観た映画。
『K-20 怪人二十面相・伝』
を紹介します。

夏川も推理小説とともに育ったせいか
「怪人二十面相」とか
「明智小五郎」だと言われれば、
ワクワクしてしまうわけです。

でも、そんなレトロチックな映画かと思いきや、
むしろ感覚は
「レイダース」とか「スパイダーマン」に近い
ハリウッド風のアクションエンターテイメント、
という気がします。
ここまで邦画でこの手の作品がよく出来ていること、
あまりなかったんじゃないかな。
非常に楽しめました!

なんせ出だしからCGで
「戦争のなかった架空世界の五十年代の東京」
が遠景でドーンと描かれる……。
レトロチックなヘリコプターがバタバタ飛んでいく……。
いかにも通ウケの、
「ニコラ・テスラの発明品」なんてものが登場する。
それを二十面相が華麗に盗む……。
そして派手なアニメーションを使った、
カッコいいオープニング映像……と。
この流れで、最初から私は
「なんか違うぞ、この映画」
と思ってしまったわけです。

なんでも監督は女性の佐藤嗣麻子さんという方。
珍しい、と思って調べてみたら
「バイオハザード」とか、
「鬼武者」といった
ゲームも手がけていた方なんですね。
まあ私もかつてはハマりましたが、
「この手のものを好む人のツボ」が
よくわかっているのかもしれません。

金城武さん、松たか子さん、中村トオルさんの、
“妙に漫画っぽい芝居”も
映画にはよくはまっていました。
まだ劇場公開していると思いますので、
一見の価値ありかもしれませんよ。
とくに「気分転換したい」という方は……。
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オバマ大統領の就任演説を見て

今日はテレビでもラジオでも、
昨日のオバマ大統領の話でもちきりですね。

私も昨日は深夜に執筆作業をしながら、
就任演説をテレビで見ました。
さすが、大勢の聴衆一人ひとりを見つめるようにして
力強くメッセージを語る姿。
我が国のトップと比べてしまうとなんですが、
格好いいなあと思いますよね。

でも、よくオバマさんは「カリスマ」と言われますが、
私はちょっと違うような気がしているんです。

それはオバマさんのキーワード、
「Yes, We Can」
に象徴されると思います。
つまり、いままでのカリスマリーダーは、
「Yes, I Can」だった。
オレにはできる。だから任せて、ついてこい————と。

でも、オバマはつねに
「私たちにはできる。だから一緒にやろう!」
なんです。
これはトップダウンの“カリスマ型リーダー”より、
むしろ人を平等に横方向でまとめていく
“ネットワーク型リーダー”
を目指そうとしているのだと思います。

そういう思考で昨日の演説を聴くと、
まず出だしは
「ブッシュ前大統領への感謝」
で始まるわけです。
それから自分の出自ではないけれど、
「アングロサクソンがつくったアメリカへの尊敬」
があり、あらゆる宗教の違う人に問いかける。
そして人種や宗教の違いをひとまとめにして
「アメリカ国民である、私たちには責任があるんだ」
と。

なんでも宣誓をした司教は
オバマと対立する意見の持ち主だとのこと。
それをわざわざ指名して、お願いしたとか。

敵も味方もなく、すべての人を巻き込んで
「WE(私たち)」
という一言でまとめていく。
オバマさんが一番チェンジしたのは、
ひょっとしたら
「リーダーの形」なのかもしれません。

これから、どんなふうになっていくんでしょうかね!

(画像はasahi.comより)

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「妄想力」……その秘密は

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。



 ふつうビジネス書作家であれば、

「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。

 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。

 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。

 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。

 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、


 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回紹介するのは、


『妄想力』(光文社)

という面白いタイトルの本。
著者は金沢創さんという博士で、
「霊長類」の研究をしている方のようです。
本書のサブタイトルも、
「ヒトの心とサルの心はどう違うのか」
というもの。

で、この方はずばりサルと人間の一番の違いは、
「妄想ができる」
ことだと言うんです。

本書の裏オビを見ると、面白いです。

「困っている人を見たら、助けたくなってしまう
 たったひと言で人生が変わってしまった
 『空耳アワー』はたしかにそう聞こえる
 ウチの猫はわたしの気持ちが分かる
 さっきの『愛しているよ』がもう信じられない
 世界経済ってありえない巨額のお金が回っている」

「……すべて『妄想』です」と————。
こういう妄想の思考回路を持っているところが、
人間を人間たらしめている要素、だとのこと。
逆にいうと、
これらができないから、
動物は「人間」になれないわけです。

「妄想」ができるから、
人間は高度な社会をつくり、
文化をつくり、
「恋愛」もできるようになった。
「平和」を目指せるのも、
「妄想」できるがゆえ……。

本書を読むと、私たちが持っている
最も心強いパワーの秘密がわかるかもしれません。
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1900円のお弁当を食べてみる……

私が自分の事務所に歩いていく途中に、
いつも行列のできているお店があります。

恵比寿、ということで
ご存知の方も多いでしょう。
トンカツ屋さんの「キムカツ」ですね。
いまやチェーンにもなっていますが、
ミルフィーユカツで一躍有名になった
トンカツ屋さんです。

前にも食べたことはあるのですが、
「お弁当もある」ということで、
先日、ものは試しに……と
食べてみました。

まあ値段は1900円です。
しかもできるまで、
ちょっと時間も待たなければいけない……
なもので、食するには少し度胸が必要です(笑)
でも、まあ食べてみれば、やっぱり満足!
で、価値はやっぱりあるわけですね。

「行列のできる店」というのは、
皆さんの住まいや会社の近所にもあるかもしれません。
並んで食べるのは時間効率も悪いし、
そりゃあ“もっと美味しい店”だって、
探せばあるのでしょう。

でも、その地に会社があったりすると、
「あそこに話題の店がありますよね?
 美味しいんですか?」
と、
聞かれることはよくあります。
そこで「こういうお店でしたね!」なんて、
返答できるのとできないのでは、
結構、
相手からの印象も変わったりします。

だとしたら、一応は
“自分の活動地域の名物”
ということで、
押さえておくのもいいのではないのかな……と、
思うわけです。

まあ「何度も」ってわけにはいかないですけどね。
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メイドゥームのピラミッド

少し前のことになりますが、一月のお正月に、
ピラミッドを特集する特番が組まれていました。

私は「懐かしいな」と思いながら、
この番組を見たんです。
本にたびたび書いていますが、
私の学生時代の専攻は考古学。
しかもエジプトのことを学んでいて、
卒論はかの吉村作治先生。
まあ、本人が覚えてくださっているかどうか知りませんが……。

で、エジプトにあるたくさんのピラミッド、ということで
いろんなピラミッドが紹介される。
「ギザの大ピラミッド」が有名ですが、
実際は崩れたものも含め、
あの地には数多くのピラミッド型建造物は存在するわけです。
で、その中にメイドゥームという場所にあるピラミッドも
紹介されていました。

写真にあるように、このピラミッドは
広大な砂漠の中にボコンと塔のような構造が残り、
じつに不思議な光景を醸し出しています。
私は、この景色を見たいがために、
ちょっとした冒険をした思い出があります。

それは調査でなく、
放浪のような旅行で行ったときのこと。

いまはどうかわかりませんが、
この地はカイロから少し離れているため、
電車で近くまで行き、
さらに乗り合いのタクシーを乗り継いでいくような
面倒な経路になります。
なんとか片言英語で説明しながら、二度三度、
近くの村を経由しながら、やっと着きました。

それで見学をさせてもらって、
この光景を見て感動にひたる……。
ところが、つい感動にひたりすぎて、時間オーバー。
帰りの交通手段がなくなってしまうわけです。
しかたないから何とか一番近い村に歩いて行き、
事情を説明して、
「帰るバスやタクシーはないか?」
と聞きます。
すると「村の長老の息子だ」というお兄さんが出てきて、
じゃあ「オレがカイロまで送ってやる」と
親切に言ってくれました。
長老の息子としては、「旅人に親切にする」ということで、
威厳を示したかったようです。

でも、彼が「乗れ!」と言ったのは、
なんと大型のバイク。
もちろんノーヘルメットで、
しかも
「権威の象徴である杖は、置いていくわけにいかないから」
とのこと。
それで私は右手一本で民族衣装を着たお兄さんにつかまり、
左手には魔法使いのような杖をもち、
カイロまでバイクで、
ハイウェイを暴走しながら帰ってきたわけです。
まあ、怖いのなんの……。

でも、
人間、困難なときでも何とかなるもんだな……と、
それ以来、このメイドゥームのピラミッドは、
夏川にとって「やればできる」の
シンボルのになっているわけです。

いつかまた、この地に行きたいなあ、
と思いますね。
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慶応大学の授業に参加して……

SFCといえば、
慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスですが、
面白い授業をやることでよく知られています。

そのSFCの環境情報学部の
「アントレプレナー概論」の授業を、
本日は見学させていただきました。

授業は五反田で特別に行なわれたものだったのですが、
たまたま現役大学生の上田さん、
という方とお友だちになり、
「発表するので見にきませんか?」
「面白そう!」
で、わざわざ席をもうけてくださったわけです。
本当に、ありがとうございました!

でも、この授業、結構スゴいです。
学生たちがそれぞれ1年の講義を聞き、
最後は自分のビジネスプランを一人ひとり、
プレゼンしていくわけです。
そして授業にはOBなど現役の経営者を招き、
「現実的にできるの?」
「本当にビジネスになるの?」
なんて厳しいツッコミをする……
本格的ですよね。

でも、学生たちにビジネスプランをつくらせて、
そんなのできるの?……と思いきや。
実際にこの講座から、
いくつものビジネスが本当に生まれています。

私を招いていただいた上田さんも、
19歳という若さでありながら
「頭のよい子が育つ塾」
という提案をして、
その構想は企業と提携して動き出している……とか。
感心してしまいますよね。

とはいえ本人は
「もっともっと自分でもわからなくなるくらいに、
やりたいことがある」とのこと。
そういう意識の高い人に会うと、
夏川も、非常に刺激になります。
年齢なんて関係なく、
いろんな人から学ぶのは大切ですね。
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長く続く人間関係を築くコツ

長年来、私がお願いしている、
床屋さんに行ったときのことです。

ちょうどそのとき、
中学生の男の子が来ていたんです。
なんでもお兄さんからヘアカタログのようなものを渡され、
「この通りにやってもらえと言われた」
ということ。
まあお兄さんとしては、
「お前ももっとお洒落をしろ!」ということで、
弟を送り出したのでしょう。

でも、どうも髪質が合わなくて、
なかなか同じような感じにできないらしい。
それで、どうするのかな……と思ったら、

「髪の毛が柔らかいから、
 ここはこんな感じしたらどうでしょうか?」
「もう少し上のほうは、短めにしてみたらどうでしょう。
 ちょうどこっちの写真の、こんな雰囲気です……」

と、その中学生と対等で、
真剣に話し合いをしながら、カットしていくのです。
しかも相手を呼ぶときは、
ちゃんと「お客さま」です。

中学生が帰ったあとで、
「ちゃんと一人前の大人として扱うんですね」
と言ったら、
「当たり前だよ」
と返されてしまいました。

考えてみれば、私がはじめてこの床屋さんに来たのも、
そのくらいの年齢だったかもしれません。
当時も同じくらい、
相談しながら丁寧にやってくれた……
「こういう髪型にすると、
今どきっぽくてカッコいいですよ」なんて。
だから長い付き合いになっているのでしょう。

きっと他のお客さんも同じ。
だからでしょうか。近所の床屋さんは
長い年月で消えるところも多かったのですが、
この店は、いまもちゃんと残っているわけです。

一人のお客さんに真摯に付き合うって、
こういうことなのかな……と、
あらためて思ったわけです。
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ついもう1回乗りたくなる、バスの運転手さん

先日、たまたま寄り道をしようと思って、
めずらしく事務所からバスに乗って自宅に帰ってたのです。
(ふだんは25分くらいの距離を歩いています!)

で、バスに乗る。
「ご乗車、ありがとうございます!」
「はい、どうも……」
それで車両の奥に入って、座席に座る。
「あれっ?」
なんか違和感……。

挨拶の言葉のやり取りも普通ではないのですが、
何より感覚が違ったのは、意外な声。
そう、運転手さんが女性だったのです。

この運転手さん、
まあ女性だからということではないのですが、
乗る人、乗る人に「ありがとうございます」と声をかけ、
降りるときも、
「お気をつけください」
と、非常に丁寧な応対をしていました。

あまり私はバスには乗らないのですが、
おそらく女性の運転手さんというのは少ないでしょう。
まあ普通の免許じゃ乗れないし、
志す人も少ないだろうなあ……とは思います。
でも、運転手になり、
男性と張り合うより、むしろ女性らしさを生かして、
乗客を癒してくれるような
声かけをしてくださるわけです。

こんなバスだったら、
「もう1回、乗りたいな!」
と思いますよね。

もちろん男性にだって、
そういう態度で仕事をすることはできる。
「ありがとうございます」
なんて基本中の基本なんですから、
忘れないようにしたいですね。
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「CAREERzine」に登場しました!

翔泳社さんのキャリア情報ウェブマガ
『CAREERzine』に夏川が登場させていただきました。

内容は
http://careerzine.jp/article/detail/279
で、そのまま見ることができます。

ウェブマガは転職情報も掲載した、
非常にアクセス数も多いものだとか。
そんな中でドカーンと顔出しで出ていますから、
ちょっと本人は、
こっ恥ずかしかったりする……。
まあ、よかったら見てやってください。

今回のテーマは
「デキる人はやっている、一見非効率な仕事術」
ということで、今週と来週、二回で配信されます。

なかでは
「いまの効率化の考え方は、すでにある仕事を、
これまでのやり方でどうたくさんやるか、
という発想がほとんどです。
しかし、いま求められるのは、
従来の仕事ややり方を根本から変えること。
それには大きな発想の転換が必要で、
そのためには、わき道にそれた別の可能性、
「ムダ」が大いに役に立つのです」
なんていう話をしています。

こんな厳しくなっている時代からこそ、
むしろ積極的に「試行錯誤する」というのは、
案外と大事なことかなと思うわけです。
なかなかそう思うのも困難かもしれませんが、
いっそ「チャンス」と、考えてみてはどうか……と。

新刊の『成功しちゃう「人脈」は公私混同ばかり』
が多く取り上げられていますが、内容はむしろ
『なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか』
(アスペクト刊)
に近いものかもしれませんね。
ウェブマガに出ていないので、
そちらの写真をここで掲載させていただきます!
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ムーミンママの料理が食べられる店

先日、横浜方面にある某ショッピングセンターに行ったのですが、
そこでお昼を食べたのが、この店。
ちょっと不思議な空間ですが、
「ムーミンママの料理が食べられる」
という売り込みでした。

「何だそりゃ?」という感じですが、
つまりフィンランド料理店なんです。
ただこのお店、
懐かしの「ムーミン」の
キャラクターグッズ店と一緒になっていて、
「ついでに料理もどうぞ」と、
二倍楽しめるようになっているわけです。

じつはこのお店の隣には、
一流店がたくさん出店している
フードコートがあります。
そこでこちらは、フィンランド料理、
お世辞にも抜群に日本人に合う
……という印象ではありませんでしたから
(あくまで私の味覚に基づく主観ですが)
「美味しいものを食べよう」と思ったら、
普通はそちらに行くでしょう。

でも、隣にこんな店があるなら、
「ちょっと話のネタに入ってみようかな」
とは思いますよね。
なんせムーミンですから。

まあ、そういうわけで、見事に差別化ができ、
大きな店と競合してやっているわけです。
実際、私が入ったときは超満員でした。

ライバルと真っ向勝負せず、
あくまで「他所にない自分たちの売り」で勝負するのは、
商売として上手ですよね。
ビジネスにおいては、参考にすべきことなのでしょう。
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会社の常識を破る本

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。


 ふつうビジネス書作家であれば、
「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、
「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。

 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、

 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回紹介するのは、


『経営の未来』(ゲイリー・ハメルほか著/日本経済新聞社)

という本。
何よりこの本が破ろうとしている常識は、
私たちが普通に考える
「会社」という枠組みです。

たとえば本書であげられている事例は、
会社組織を「チーム」という単位で分割し、
それぞれが自由勝手に自治運営する企業。

社員に「自由に何でもやってもいい時間」を与え、
その中でプロジェクトが独自に始まる企業。

「上司」という役割を排除し、その都度その都度、
発案した人が上司になり、
「協力しよう」と言った人が部下になりと、
状況に応じてフラットな組織がつくられる企業……。

いずれも世界的な大成功をおさめている企業です。

私たちビジネスマンの大多数は、
「古いパラダイム」に支配されていると、
著者は言います。
「古いパラダイム」とは、

・会社のメンバーには、業務範囲と責任範囲が規定されている
・ポジションは階層型に構成され、権限の序列が築かれている
・経営管理者は企業の所有者のために働く
・組織人間には、各自の職務に関連したルールに縛られる

そんなの当然……と思うのですが、
ようするに著者が言いたいのは、
これが「固定観念」に過ぎないこと。
“当たり前の会社のワク”を取り外してしまった会社で、
どんどん成功例が出ているということなのです。

景気が悪くなり、大きな転換が求められる今、
本書は今後の働き方を考えるうえで、
非常に参考になるかもしれません。
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優勝、ヤバいっす!

今年も「荒ぶる」を聞くことができました。
そう、この歌は早稲田のラグビー部が
優勝したときだけ歌う伝統の歌。
昨日は帝京大学を破り、二連覇を成し遂げたわけです。
早稲田出身の夏川も、国立競技場で聞いていました。

で、ヒーローインタビュー台に立った
主将の豊田将万さん、感想を聞かれ一言
「優勝なんて、ヤバいっす!」です(笑)。
聞いていたスタンドも大爆笑でした。

若者らしいといえば若者らしい。
でも、この「ヤバい」って、
もともとは「危険な」とか「不都合な」ということ。
言葉としては、
こんな幸運があるなんて、いけないことなんじゃないか……
と、まあ聞きようによっては“謙譲語”になるわけです。
その証拠に、妙にこの人
「自分が活躍してしまって、いいんでしょうか?」とか、
「自分が主将なんてやってて、いいのかな?」とか、
卑屈なくらいに低姿勢だったりする————。

で、考えてみれば、
明治大、大東大、関東学院大……と、
強い大学はここ数年でめまぐるしく変わるのに、
早稲田は常に優勝を争っている。
その秘訣はなんなのか……と考れば、
ヒントは昨日の試合にありました。

じつは今回、「帝京のほうが有利」という声も強く、
私も負けるんじゃないかと思ってました。
実際、私はルールがよくわかっていないのですが、
それでも前半を見れば、
パワーでは圧倒的に負けているし、
体格な大きな選手にすぐボールを取られるしで、
かろうじて勝ってはいても、
大丈夫かな? と思いました。

ところが後半が始まると、
そういった不安材料を見事に修正してきた。
つまり「相手に応じてやり方を変えられる」というのが、
大きな強みだったわけです。

ともすると人は勝ち続けると、
成功体験にこだわって、状況に応じた修正ができませんよね。
それがときには足枷になってしまうこともあります。
仕事も同じなのでしょうが、
「うまくいきすぎて、ヤバいんじゃないの?」
と低姿勢なくらいが、勝ち残るコツなのかもしれません。
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ドクター佐藤、77歳のお誕生会

昨日は青山のシティクラブで、
佐藤富雄先生の喜寿のお祝い会に参加してきました。

今回の主宰は、私も講師として参加している
「人生作家倶楽部」です。
ブログでも何度か取り上げていますが、
こちらは生徒さんに一冊の「未来小説」を書いてもらう、
というセミナーですね。

「遠い将来の夢」とか「なりたい自分の理想像」を描く
ということなら、よくあるかもしれません。
でも、「小説」ということを考えれば、
「いままでの自分」は書ける、「なりたい理想像」は書ける。
でも、そのプロセスをつなぐストーリーを描けなければ、
構成が成り立ちません。
では、「今の自分」と「将来の自分」をつなぐ物語を
苦心の末に書けた。
それはつまり、
「明日から何をするか」とか、
「いま差し当たって何をするか」という
方針ができることを意味するわけです。

ですからこのセミナー、
落ち着いて考えるブレークスルーの時間をつくるために、
サンフランシスコに行ったり、バンクーバーに行ったり、
その後の執筆指導も含め、時間もお金もかかります。
その代わり「会社が2倍の規模になった」という経営者さんや、
「講演をすることになった」
「本を書くことになった」
「自分をキャリアアップさせる、新しい仕事が決まった」
という方が続出しているわけです。

まあ、スゴいのはこういう発想を思いつく佐藤先生です。
昨日は77歳ということで和服姿でしたが、
ますます歳をとるとともに、
年齢と見た目のギャップが離れていきます。
実際、本人を見ると
「ああ、まだ77歳なんだ」と何気なく見てしまいますが、
世の同い歳の方を見ると、まったく“別物”ですからね。
怖いわ……。

ヒントはやっぱり
「脳の若さを保つこと」にあるのでしょう。
現在は私も編集協力した、下記の
『脳が悦ぶと人は必ず成功する』(ナナブックス)
が売れていますが、
やはり夏川もそんな人生を目指したいものです!
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スーパーコンサルトさんにお会いして……

昨日は仕事の打ち合わせで、
船井総合研究所の取締執行役員である
五十棲剛史さんにお会いしました。

五十棲さんといえばご存知の方も多いと思います。
「イソズミマジック」と呼ばれる手法で爆発的な業績を出し、
船井総研の異端児として脚光を浴びている方。
私は写真の
『なぜ、あなたは働くのですか?』(ビジネス社)
という本の編集に協力して以来、
長くお付き合いをさせていただいているわけです。

五十棲さんは、
いまや船井総研でもマネジメントをする立場。
プレイヤーより、仕事はむしろ、次代の戦力の担い手です。

それでも相変わらず「先生」なんて呼ばれることを嫌い、
お洒落なファッションも変わらない。
そのスタイルは、つねに一貫しています。
けれども、だからといって「異端児」として、
会社と相反することをやるわけではない。
自分が会社から与えられている役割を、
いかに“自分らしく”果たしていくかの延長で、
現在のポジションに就いているわけです。

この「自分らしさ」というのが、
いま五十棲さんが考えているテーマ。
「自分らしく仕事をする」というと、
私たちはどうしても「会社を飛び越えなければできない」
なんて思ってしまいます。

でも『なぜ、あなたは働くのですか?』にもありますが、
仕事で大切なことは、
「自分自身が果たすべき役割=ミッション」
をどう果たしていくかということ。
それを“自分はどのように実行していくか”を模索する過程で、
「その会社にいて、自分のやり方でできる仕事」は、
つくられていくのだと思います。
そういう環境ができたら理想ですよね。

ビジネスマンが自分の仕事をつくっていくうえで、
五十棲さんの考え方は非常に参考になると思います。

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恵比寿神社に詣でてみれば……

初詣といえば、皆さん、
まずは明治神宮とか伊勢神宮とか、
大きな由緒正しい神社への参拝を考えると思います。

もう一つ忘れちゃいけないのは、
自分の家の氏神さま、というもの。
大きな神社ではないかもしれませんが、
やっぱり「家を守っている」ということで
大切にするべき存在かもしれません。

で、さらにもう一つ、
「会社に一番近い神社」というのも大切だとか。
「どこだろうな?」なんて人も多いのでしょうが、
夏川も一応は経営者。
きちんと会社の守り神に挨拶を……ということで、
事務所のすぐ近くにある
知る人ぞ知る「恵比寿神社」に詣でてみました。

するとビックリ。
写真のように、ちょうど神前で誓いを立てている
新婚さんに遭遇してしまったわけです。
「これはラッキー、あやかろう!」
ということで、
すぐに続いてお参りさせていただきました(笑)

この恵比寿神社、あまり知られていないのですが
駒沢通りから少し入ったところに、ひっそりとあります。
何でもウィキペディアによれば、
もともとは「天津神社」という呼び名だったとのこと。
それが「恵比寿」という町ができたときに、
兵庫県の西宮神社から「えびす様」を招いて、
この名前になったようです。
由緒ある神社なんですね。

まあ、私はいい運気ももらえ、
今年もますます発展が期待できそうかな……
なんて予感することもできたわけです。
「会社の近くの神社」へ
一度詣でてみてはいかがでしょうか?
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映画紹介————潜水服は蝶の夢を見る

DVDで観た映画を一本、紹介します。

紹介するのは
『潜水服は蝶の夢を見る』という映画。
不思議なタイトルと思うかもしれませんが、
雑誌「ELLE」の編集長であった
ジャン=ドミニク・ボビーという人物の
実話をもとにした作品です。

この人がどういう人物かといえば、脳梗塞で
「左目以外、一切体が動かない」
という状態になってしまうわけです。
幸か不幸か、思考はまったく正常。
なのに動くこともできなければ、喋ることもできない。
まさに「潜水服」という言葉が象徴するように、
がんじがらめの、苦しい状態に陥ってしまいます。

想像できないですよね。こんな苦痛。
ジャン=ドミニクも一度は「死にたい」と挫折しますが、
はてしない想像力で、生きることへの希望を取り戻す。
そして最後は「瞬きだけのコミュニケーション」で、
一冊の本を書き上げてしまうわけです。

映画は「左目だけの世界」と
「ジャン=ドミニクの想像世界」を上手に使い分け、
生きることの素晴らしさを、うったえかけてきます。
ほとんど変形した顔での“動かない演技”ですが、
主人公を演じているマチュー・アマルリックという俳優さんも、
ビックリするくらい「左目だけ」で感情を表現しています。

数々の賞をとった名作ですが、
「仕事がデキる」なんていう枠をずっと越えた
「人の力のすごさ」を教えてくれる作品。
ぜひ観てほしい映画ですね。
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「日経ビジネスアソシエ」に出ました!

今日発売の
「日経ビジネス アソシエ 1月20日号」に、
夏川賀央がコメントを寄せさせていただきました!

記事はアソシエの新年号らしい特集で
「危機を生き抜く行動計画2009」
というもの。
悪くなる経済情勢を乗り越えるため、
自分の人生計画をどう考えていくか。
様々な角度から検証し、
各分野のエキスパートさんがコメントを寄せています。

そのテーマは、
「仕事&お金」「家庭」「住まい」
「健康」「第3の柱」
という具合。
夏川がどこで出てくるかといえば、
どういうわけか“トリ”ということで、
「第3の柱」の『人生の「セーフティネット」』として、
人間関係の考え方について述べさせていただいています。

言っている内容は
「読んでのお楽しみ(笑)」ですが、
まあ基本は『成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり』
で述べていることと同じです。

よく人脈ということに関しては、
「この人に出会ったお陰で人生が変わった」という、
運命的な出会いばかりがもてはやされます。
でも人生においては、何度も何度も危機は訪れるし、
自分がどっちに進んでいくかなんてわからない。
だから重要なことは、
「こういう状況だから、こういう人が助けてくれた」
とか
「こういう選択をしたから、こういう人が助けてくれた」
なんていう人脈でなく、
どんな状況でも、自分がどんな選択をしても、
変わらずに支えになってくれる関係性が大事なんだろう……
ということですね。

夏川の出番は「ちょこっと」ですが、全体を通じ、
データも充実した素晴らしい特集記事になっています。
ぜひ、ご覧になっていただくことをお勧めします!
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「優しさ」を学ぶとき

前に機会があって、二歳の甥っ子を
某ショッピングセンターに連れて行ったときのことです。

お母さんが買い物をしたい、ということで、
私は玩具売り場にある機関車トーマスのおもちゃで
彼を遊ばせていました。

一緒に二、三人の子どもが遊んでいたのですが、
車両も余っていたので、最初に彼は
二両編成で電車のおもちゃを線路に走らせていたんです。

ところが後からもう一人の子どもがやってくる。
もう車両が余っていないから、脇でポツンと
みんなが遊んでいるのを見ています。

 「どうするのかな?」
と思っていたら、そこは我が甥っ子。
二両編成を分割して、一方をその子に渡すわけです。
しかも自分は貨車のほうをとって、
メーンのトーマスの機関車のほうを相手に渡す……。

 「偉いぞ!」なんて思ってしまいました。

 哲学者ロバート・フルガムが書いたベストセラーに
『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』(河出文庫)
という本があります。
それは小さいころの遊びの中から、
人は生きるために必要なことを学んでいる……という内容。
どこでどう学んだのかわかりませんが、
ちゃんと子ども同士のコミュニケーションの中で
人は「優しさ」を学んでいるんですね。

しかも相手のほうに主役の機関車を、
すごいジェントルマンシップ!
……と思いきや、お母さんに聞いたところ、
彼は「石炭を積んだ貨車」のほうがお気に入りだったとか(笑)。
変な趣味、というか
なんだ欲しいほうはちゃんと取っているんじゃん!
ということでした。
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借りたものの「バージョンアップ」返し

年末のことですが、
知人のセラピストであるYさんが、
お土産を持ってくださいました。
写真の木のオモチャがその一つ、
なんかいいでしょう?
もう一つ、象のポシェットバックもいただいています。

で、隣の傘はなんなのかといえば、
前に私は、雨の日にカバンの中に入っていた折り畳み傘を
一本貸していたわけです。
それはコンビニで買ったような安物だったのですが、
返ってくるときには、こんなふうにお洒落な傘になっている……。
こういう配慮は嬉しいですよね。

Yさんは、もともとは派遣社員だったのが、
セラピストの勉強をして、
とうとう独立を考えようとするまでになった方です。
どうしてそんなふうに仕事をバージョンアップできたかといえば、
派遣社員時代に苦労しながら、会社で学んだ考え方などを、
しっかりと仕事にも生かしてきたから。
むろんセラピストの技術が素晴らしいこともあるのでしょうが、
サービスを重んじる会社で働いた経験も生き、
現に有力なお客さんたちが、
「あなたにやってもらいたい」ということで、
ちゃんと個人のお客さんになっているわけです。

こんな「借りたもののバージョンアップ」にも、
そういう発想は表れているかもしれません。
ぜひ見習いたいものですよね!
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長いSF小説を読んでみる

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。

 ふつうビジネス書作家であれば、
「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。

 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。


だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、

「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。

 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、


きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで新年の最初ということで、今回紹介するのは、
少し長めの小説です。
『ハイペリオン』(早川書房)
という、わかる人にはわかるSF小説の金字塔。
90年代にダン・シモンズという作家が書いた本です。

とにかく、まあお正月ですから。
こんな大作もいいんじゃないか、ということ。
私が持っているのは単行本ですが、五〇〇ページくらい。
さらに続編の『ハイペリオンの没落』で完結編です。
ただ現在は、文庫版も出ていますね。

で、この小説のすごいところは、その構成力。
一つひとつのアイデアのミクロな部分と、
それらを全体的につなげ合わせる、マクロな部分が、
これほど完璧に組み合わさった作品というのもない。
読んだのはずいぶん昔ですが、かなり衝撃を受けました。

なんといっても、この小説、
じつは6つの短編から成り立っています。

ストーリーをちょこっと言うと、
地球から遠く離れたハイペリオンという星で、
何やら大きな異変が起こっている。
とはいえこの星、入ったら二度と戻って来られない「謎の星」。
ところがどういうわけか6人のまったく別種の人間が、
特別に選ばれて、この星へ向かうことになった。
その面々は、司祭、兵士、詩人、学者、探偵、領事……と。
そこで行く道すがら、
「なぜ自分がその星に来ることになったとか」と、
それぞれの物語を語ることになるわけです。

それらが一つひとつ短編になるのですが、
これがまた、ホラーあり、ハードボイルドあり、恋愛小説あり、
親子のせつない人情ものあり、歴史大作あり……と、
一つの星をキーワードにした、
まったく異なるジャンルのストーリーが
別個に展開されていくわけです。

で、これら一見まったくバラバラの物語が、
次の『ハイペリオンの没落』で一つにつながるわけですが、
その展開は見事。
というわけで、かなり読み応えのある内容とは思いますが、
脳に新しい刺激を送るには、お勧めかもしれません。

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1月2日はラグビーの日

毎年、1月2日、といえば
私にとっては恒例の、「ラグビー観戦の日」なわけです。

まあ、母校の早稲田大学が勝ち続けてくれる
お陰さまさまなのですが、
今年も大学時代の友人たちと行ってまいりました、

結果は、相手の東海大さんには申し訳ないのですが、
早稲田の圧勝。
おまけに風は強かったのですが、
国立競技場の3階スタンドからは、左手に富士山、
右手には新宿の高層が非常に絶景で、
素晴らしいお正月の1日を過ごすことができました。

大学の現役時代も含めれば、
かれこれ20年くらい、こうしたお正月の習慣が
維持されているわけです。

仕事は変わるし、人間関係も変わっていく、
でも、こうして維持されていく人間関係もある。
『成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり』
という本にも書いたのですが、
そういう関係性が、最後には強みなのではないか……。

毎年この時期は、
なんとなく、そんなことを再確認しているわけです。
(写真は産経ニュースより)

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あけましておめでとうございます!

いよいよ2009年になりました!
皆さま、あけましておめでとうございます。

さて夏川賀央は2009年を、どんな年にするか?

なんていう年次目標を、
私はあまり立てる人ではありません(笑)

相変わらず「やりたい」と思っていることは続けるし、
そのときそのとき思いついた「新しいこと」には、
積極的に飛びついていきたい。
その辺は、年始だろうが、節目だろうが、
まあ変わらないわけです。

だから特別に、
元旦に目標をひねり出すこともないだろう……と。
いや、別に「いけない」と言っているわけではないですよ。
あくまで私自身の考え方です。

とはいえ、昨年から「変化・チェンジ」という言葉が、
一つのキーワードになっています。
それで自分を見てみると、
すでに講演やセミナーなど、
いままでやらなかった種類の仕事依頼も来ていますし、
(とても不安なのですが)
そういえば、このブログも
昨年の11月から始まった新しい挑戦です。
(いまのところ皆勤賞です!)

そんなわけで、徐々徐々にですが、
私も夏川賀央も少しずつバージョンアップして、
皆さまのお役に立てる活動を続けていく所存です。

すでに新刊は春ごろまでに2冊を予定しています。

くしくも私は、今年、厄年。
だから何だということで、
本年も何卒、よろしくお願いいたします!
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