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たった一人からでも世界は変えられる

[私、夏川賀央は、ビジネス書作家です。
 ふつうビジネス書作家であれば、「仕事に役立つ本」を紹介していくのが筋だろうとは思います。
 けれども、夏川は“逆転発想”をテーマとして、いままで本を書いてきました。
 だから私の書評では、仕事に役立つかどうかを別にして、
 「思考の土台を根本的に変えるきっかけになりそうな本」を選んでいきます。
 いったいどんなものが集まるか……それはわかりません。
 ただ集めておけば、自分に役立つかも、ということで、
 きわめて個人的な読書ノートをつくっていきます]

そこで今回紹介するのは、
『誰が世界を変えるのか』
(フランシス・ウェストリーほか著、英治出版)
という本。
最初の一冊ですから、“いい本”と言えるものを選んでみました。

本書の趣旨は単刀直入で、
「たった一人でも世界を変えられる」
というものです。

それはムリでしょう……と思うのですが、
実際に一人で勝手に始めたことが、徐々に徐々に人を巻き込み、
世界的な大きな渦にまでした例を、本書はいくつも紹介しています。

事例の一つとして、私世代の人が記憶しているのは、
あの「ライブ・エイド」ではないかと思います。
当時、飢餓に苦しむアフリカを救え、ということで、
大御所から当時の流行アーティストまで、米英の有名なロックミュージシャンが、
ほぼ全員集まって、二十四時間以上にわたる壮大なライブを繰り広げた。
いまだにこの規模のライブは存在していませんが、
ふつうはレコード会社の制約などがあってできないのでしょう。

ただ、これを実現してしまったのは、
大勢の著名な出演者に比べれば、まったく有名でなかった
ボブ・ゲルドフというアーティストです。
そういう無名な人の、小さな閃きから、
大きな世界を動かさすことができる。
つまり、誰にだって世界は変えられる、ということを
本書は述べているわけです。

興味ある方は、ぜひどうぞ!
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